『日本きらり』
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みなさんお早よう御座居ます(^o^)。
今日のタイトルを見て、はて、この2つに一体何の関連があるのだろうとお思いでしょう。
もし分かる方が居れば凄いです。
思考が私と同じなのに驚きますし、きっと歴史にも詳しい方なんだと思います。(因みに私は歴史には詳しくも何ともないです。偶然知ってた情報が結びついただけです(^ ^;。)
さて、本題に入りましょう。
先日古代エジプト人がどうやってピラミッドの石を運んだのかについて書いた時、トロイの遺跡を発見したシュリーマンについて触れました。
あの時はページの都合で書けませんでしたが、今日はそのシュリーマンについて少し掘り下げてみたいと思います。
前回の記事において私は、「実は彼には問題が沢山あったようだ」と書きました。
私財を投げ打ってまで、遺跡発掘に命を懸けたと言われている彼ですが、その割に考古学者達の間では、あまり評判が良く有りません。
では、何が問題だったのでしょうか。
まず最初の問題は、彼の発掘姿勢にあります。
そもそも彼がトロイの遺跡発掘に着手した1870年、シュリーマンは発掘の正式な許可を国から取っていませんでした。
彼はクリミア戦争時に、武器の密輸で莫大な資産を築いたと言われていますが、金の力にモノを言わせて、力づくで動いたのでしょう。
翌年正式な許可を得ると、調査を進めますが、そのやり方は荒っぽく、彼が傷付けた遺跡を、今修復しなければならない状態になっています。
その背景にあるのは、彼の持論を押し通す姿勢であると言われています。
トロイの遺跡は、9層構造になっている事が分かっています。
長い歴史の中で、新しい都市が古い都市の上に、どんどん建設されていったんですね。
シュリーマンは、発掘した遺跡のうち、下から2番目がトロイア戦争時代のものだと主張しましたが、後の調査で、実際のトロイア戦争時代の遺跡は、下から7番目であった事が判明しています。
自分の主張が7番目だから、それ以外には目もくれずどんどん掘り進んでいったんでしょうね。
その結果、彼のやり散らかした事が、現代の考古学者にツケとして回ってきている訳です。
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そして、最大の問題とされているのは、彼の虚言癖です。
現代の歴史家達が、膨大な資料からシュリーマン自身を研究した結果、彼には虚言癖があったという事が分かっています。
彼はきっと、トロイの遺跡を発掘した事に、もっと箔を付けたかったのでしょう。
ホメロスの叙事詩に記載されている内容と、自身の仮説を関連付けたかった彼は、実際には城壁の外側から出土したお宝が、城壁の内側から出土したと報告しています。
更には、全く違う場所から発掘した物をトロイの遺跡へ持ち込んで、あたかもそこで発見されたかのように報告したという疑惑が持たれています。
いわゆる、プリアモスの財宝と言われている物がそれですね。
また、トロイの遺跡を発見した数年後、今度はミケーネでアガメムノンのマスクを発見しますが、マスクとアガメムノンの時代考証が一致せず、捏造が疑われています。
大袈裟に言って事実を歪曲したり、古代ギリシア語を理解出来ると言ったり、発掘したお宝を無断で国外に持ち出し、それを差し出す事で名誉市民の称号を手に入れたり、彼の一連の行動、言動には大きな問題があったようです。
TVなどで良く見る、嫌な権力者の典型像ですね。
考古学者達に嫌われるのも、無理もないなと思います。
ヒッサリクの丘に目を付け、トロイの遺跡を発掘したまでは良かったんですけどね~。
考古学者や研究者は、事実を正確に伝えなければなりません。
大胆な仮説は大いに結構ですが、それを真実にする為あれこれ脚色し、証拠を捏造する事など許される筈もありません。
ここまで読んで頂き、ようやくトロイの遺跡とSTAP細胞の関連性がお分かり頂けたかと思います。
STAP細胞が実在するのかどうかはまだ分かりませんが、発表した論文が杜撰な内容であった事は紛れもない事実で、小保方さんはそれを大いに反省すべきだと思います。
方や、シュリーマンの時代は考古学の黎明期であり、まだまだ未成熟だったので、彼以外にも同様の事をしていた人もいるでしょう。
彼の時代に、現代考古学で要求される緻密さを求めるのはやや酷な部分もあり、多少は割り引いて考えたいと思います。(彼の人間性には賛同しかねますが。)
彼のお陰でトロイが実在したと証明された訳ですし、それが歴史的大発見だという事に変わりはありませんからね。
歴史に名を残すというのは、難しいものだと思います。
研究内容はもとより、人間性も要求されるという事ですね。
品行方正に生きなければと思います。
まさ。
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林 正樹 2014-08-08 05:11:30 提供:出光クレジット株式会社
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