「焼けば糖度40度になる安納芋でレンジで手軽に鬼まんじゅう」｜TECHNOTE（テクノート）（yukiさんの口コミ（クチコミ）・レビュー）

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「焼けば糖度40度になる安納芋でレンジで手軽に鬼まんじゅう」｜TECHNOTE（テクノート）

私、さつまいもが大好き。

天ぷらの具で一番、我が家でよく登場するのは
さつまいもの天ぷらに、
千切りしたさつまいもと人参などの根菜類を合わせたかき揚げ。
外はパリっ、口に含むとホクホク感が味わえるし
これも揚げ物ならではですよね。

あと、芋ごはんなんかも作りますよ。
さいの目に切った、お芋を白米に加えて炊くだけ。
お芋の甘みとホクホク感が味わえて美味しいんですよね。

さて、そんなさつまいも好きな私が最近はまっているのが…

「安納芋」

最近はスーパーでも見かけるようになり
身近な食材となりましたね。

そんな訳で…大好きな安納芋。
今回は3kg、自宅に到着。

安納芋って…
水分を多く含むお芋なので、焼くことでその水分があいまって
芋がクリームのような食感になるんですよ。
元々、生の状態でも糖度１６度の安納芋。
時間をかけて上手く焼くことで糖度は４０度前後にもなるんですよ。

「そんな糖度４０度になる安納芋…カロリーは低い」

お芋は食物繊維たっぷりだし…身体に優しい食材なんですよね。

という訳で…その糖度を味わってみようということで…

「まずは焼芋で」

でも…庭もない集合住宅の我が家…
どうやって焼芋するのかということですが

「ガスレンジの魚焼きグリルで簡単に焼芋ができるんですよ」

という訳で…

お芋を洗い…

焦げないよう、じっくりと火を通すために
水を含ませたキッチンペーパーでお芋を包み

さらにアルミホイルで全体を包みます。

そして水を張った魚焼きグリルに置いて
ひっくり返しながら、じっくりと焼きます。

竹串などを通して…すーっと通ったらできあがり。

さて…焼き上がったら…
半分に割ってみるのはお約束。

「ほぉーっ。美味しそうですね」

さて、全体的な焼き上がりはどうかな？

「中心から端まで、理想的な黄金色の焼き上がり」

では、いただきます。

「甘い！」

焼芋がやはり美味しいですね。

でも、忙しい私としては…
こうしてじっくりと火加減を見ながら調理するのは
週末など、調理するのが限られてきます。
となると…

「甘くて美味しい安納芋を
　もっと手軽に美味しく味わいたい」

そしてふと思い出したのが…

「鬼まんじゅう」

私は東海圏在住ですが…
愛知県や岐阜県では庶民のおやつとして
さつまいもを使ったお菓子があるんです。
小さく切ったさつまいもを小麦粉と砂糖を混ぜ合わせて
蒸したお菓子、それが「鬼まんじゅう」

名前の由来は色々あるのですが
表面に見え隠れする、さつまいもの角が
ごつごつして鬼やその金棒を連想させるからとも
言われています。

小さい頃に、私も母によく作ってもらいましたし
それに愛知や岐阜などの地元密着型の小さい和菓子屋さんには
だいたい置いてある、東海圏ではかなりポピュラーなお菓子なんです。

という訳で…
その小さい頃から慣れ親しんだ味である
鬼まんじゅうを、忙しい主婦の味方。
電子レンジと自然の甘みを存分に味わえる
安納芋を使って作ってみようかと。

まず、安納芋１本、さいの目に切って水につけます。
「アク」をとるために、水を２～３回かえてください。
仕上がりの色もきれいに仕上がりますよ。

そして軽く水を切った安納芋に
砂糖大さじ２杯程、塩を少々加えて混ぜていきます
そうすると芋全体に砂糖がなじみ、
浸透圧の関係もあるのか、芋の水分が外に出て、程よく水気が出てきます。

水気が出てきた状態の安納芋に、薄力粉を大さじ２杯加えて
粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
この時にあまりに粘り気が出たり、もったりと団子状態になるようであれば
少し水を加えてください。

程よくまとまるぐらいが理想的です。

そして、電子レンジで使える深めの皿に、
これまた電子レンジなどで使えるキッチンペーパーなどを敷き
小ぶりのサイズになるように分けて生地を入れていきます。
ちなみに私は普段、お弁当作りで活用している
電子レンジにも使えるカップを使って生地を取り分けましたよ。

そしてこの上にラップをふんわりとかけて
電子レンジで１０分ほど温めていきます。

１０分電子レンジにかけたら、そのまま数分、置いておきます。
余熱で中まで火を通すためというのもありますが…
あれですね。炊飯で言うところの「蒸らし」的な効果もあります。

そしてできあがったのがこちら。

安納芋を切るところから完成まで…
３０分ぐらいで出来上がります。
簡単、そして…

「安納芋の甘みが存分に味わえる、お手軽おやつ」

はい、今回の記事のタイトルにあった
「鬼まんじゅう」とはまさにコレのことなのでした。
作り方も簡単なので、ぜひ週末のおやつに作ってみてください。

今回、焼芋や鬼まんじゅうにと美味しくいただいた安納芋。
おばた屋本舗さんのお芋を使わせていただきました。
美味しいお芋、ありがとうございました。