多くの死傷者が発生する大地震などの自然災害が地域の住民に大きな心の傷やストレスを与えることは、我々日本人の多くが体験から知りえていることではありますが、米国・ニューヨーク大学のKarine Kleinhaus博士らがHuman Reproduction　2011年12月7日オンライン版に発表した、2005年にチリで起きた地震の時に妊娠中だった女性を対象にした研究から、妊娠中に大きなストレスが妊婦に与えられると、早産リスクが高まることが明らかになりました。博士らはこれまでの研究で、妊娠中に妊婦が急激なストレスを受けることで出産が早まったり、男児の出生率が低下する可能性が指摘されていたため、実際に大きな自然災害により、急激なストレスを受けた妊婦が多く発生した可能性のあった地域でのデータをもとに、そうしたことが事実であるのかどうかを確かめようと、今回の研究に着手しました。2005年6月13日にチリ北部タラパカで起きたマグニチュード7.9の地震（人的被害は死者12名、負傷者200名以上）発生時に、被害を受けた地域で妊娠していた女性たちのデータを博士らが分析した結果、地震が発生したときに妊娠2ヶ月から3ヶ月だった妊婦の早産が、増加していることがわかりました。ただし早産になるのは女児のみについてで、男児に関しては一般的に女児よりも早産が多いこともあり、地震と早産との関係が統計的に有意ではありませんでした。具体的には女児を生んだ妊婦が、地震発生時に妊娠のときは0.31週、3が月のときは0.28週早産になっており、早産率は3.9％（2ヶ月）と3.8％（3が月）でした。チリで地震被害の影響のない地域で同時期に出産した妊婦にこうした傾向は一切見られませんでした。また妊娠3ヶ月目で地震にあった妊婦に関しては、男児が5.8％少ないことも明らかになりました。この結果から博士らは、妊娠2～3ヶ月目で妊婦が大きなストレスを受けることが、マイナスの影響を与えることは、この研究結果から明らかになったが、こうした背景には、母体のストレスと胎盤の関係が考えられ、女児の胎盤が男児よりも、母体がストレスを受けたときに分泌するストレスホルモンのグルココルチコイドに敏感に反応することで、こうした現象が生じている可能性が考えられるので、今後研究を進めたいとしています。--------------今年も間もなく暮れようとしております。辛い事、大変悲しい出来事もたくさんあった本年ですが、そんな中でも「気持がほっこりした出来事」「心温まる言葉」など勇気元気をもらった事もおありだったかと思います。そんな出来事を教えて下さい。今年は本当に、生きていてこんなに酷い大惨事に見舞われるのも、もうないかも知れない年でした。大震災、津波、原発。食べるものもなく、ガラスなどの破片と凍える寒さの中過ごした数日。水も無く過ごした何十日間。買い物は半日以上並んで家族の分まで回らず、ガソリンは数ヵ月は閉店前にスタンドに並んで翌日に制限購入。当然、灯油も制限付きでしか購入できません。と言うか、入手困難で購入できれば嬉しかったです。そんな中でも治安が比較的良かったのか、行列に並んでいる最中でも横入りなどもなく、和やかに過ごして買い物ができたのは地域性なのでしょうか。私は子供が小さく並んでいる最中も飽きてしまったり、寒い思いをさせてしまったりしたのです。そんな子供に対しても皆さんあやしてくださったり、笑顔をくれる方ばかりで、嫌な思いをしたことがありませんでした。普段よりも皆さん優しい気持ちが強くなられていたのかも知れませんね。親類友人知人を大震災、津波で亡くしても、避難所にも子供がいるから入るのをためらい入らずとも、そんな方々に心を頂きました。辛かったけれど、そんなときほど人は強く優しくなれるのかも知れませんね。恒例！年末年始、お疲れの胃に！　太田胃散内服液S×５０本プレゼント！　←参加中

miu 　 2011-12-13 18:57:47 提供：株式会社太田胃散