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「私の大切な記念日」・・・それは、我が愛息子の誕生です
私は、２０代半ばから、ある病気を患い、一生、薬を飲まなければならないと担当医に言われてました
そんな状態だったので、結婚前から「子供は作らない」と決めてました。
子供が嫌いだとかではありません。もし出産をして、母親の自分が体調を崩して、まともに育児も出来ないようなら、
母親失格だからです

ところが・・・コウノトリが運んできた運命だったんでしょうね。
妊娠してしまったんです
その時の気持ちは、「嬉しさ半分」「不安半分」複雑な気持ちでした
辛い決断ですが、「堕胎」するか・・・と悩んだりもしました

持病の担当医には、「もし出産を選択するなら、今、飲んでる薬を中止しないと、薬の副作用で奇形児が生まれる可能性もあるし、母乳にも薬が混ざるので、卒乳まで耐えないとならないから辛いよ」と言われました。
薬を中断して、持病を耐えられるかが、不安で不安で
主人は、「産んでほしいけど、〇〇（私）の命に影響あるなら無理しないで」と言ってくれて。

そして、産婦人科の医師に、自分の持病の説明をした時の事です。
「そんな病気で迷ってるんだったら、この病院は出産メインだから、来るんじゃない！」と・・・。
なんて不親切な医師なんだ
そして友達に紹介してもらった、助産院の助産師さんが、凄く優しくて親身になって相談に乗ってくれて。
数週間前に、私と同じ病気で出産したママが居たらしく・・・・「大丈夫」と言ってくれて。
そして、私は、出産をする事を決心しました。
毎回の定期健診で頂いた、エコー写真・ビデオ撮影・心臓の音の録音。
自分のオナカの中で「命」が宿ってることを実感させられ、何度、涙したことか・・・。

幸い、悪阻は全くなかったのですが、持病の症状が一時的に出て、そのたびに担当医の指示を得て、
飲んでも大丈夫な薬を服用して。

そして、桜が咲き始めた春に、無事、元気な男の子を出産することができました
病気の苦しみと、出産の痛さに耐えて産んだ我が子。
我ながら、頑張ったと褒めたいです

まだ、息子も手のかかる年齢で、育児は大変ですが、
何とか、不器用な私なりにママをしてます

みゃっきー 　 2012-09-08 00:58:29 提供：エスオーシー株式会社