株式会社OWLANDでは、WSC（ワンダリング・スカラー・クラブ）－旅する知求人－として、「心豊かに、知を楽しむ」というテーマで各界から講師を招いて、年数回のセミナーを実施されています。そこで、先週末に開催された今年最初のセミナー、無印良品　ＭＵＪＩでおなじみの㈱良品計画代表取締役会長　松井忠三氏のお話を伺って参りました 　　　　　そもそも学生向けのセミナーに一般参加を募集した形で、総勢２０人ちょいというこじんまりとした中で、前半は講師のお話、後半は参加者からのＱ＆Ａで、計２時間。お話は、ＭＵＪＩのこれまでに至った歴史やこれからの展望・働く人々など、株主総会でのＩＲ説明というよりも、かなり一般的な企業説明といったものであったのだけれど、通常、上場企業の社長と直接お話をすることのない学生や一般人にとっては、会社経営というものを身近に感じられるよい機会だったのではないでしょうか　　欲を言うなら、事前に資料を頂戴していれば、もっと踏み込んだ質問を投げかける事ができて、効率的だったかもしれませんが…。会社説明の内容はさておき、参加者の３分の２以上を占めていた学生たちを見ていて、「なぜ日本の学生は、あんなにも個性・主体性がないのか」不思議でなりませんでしたよ。　新卒の就職難だというのはわかるけれども、みんなで同じ真黒なリクルートスーツを着て、積極的に質問を投げかけたりしてコミュニケーションを図るわけでもない場合、学歴と就職試験の点数しか差別化するものがないのではないでしょうか。　その後の長い社会人生活を鑑みるに、個性・主体性ってとても大切なのですがねぇ～。と、海外で学生・最初の就職をした私としては、あまりよく解からない世界だったかも…。あの様なこじんまりとしたセミナーの場合、もっと学生が前にでて質問を投げかけたりして積極性を養っていっても良いのでは？！　と思うのは、海千山千のアラフォーだからでしょうか 　ＭＵＪＩの経営姿勢２８ヶ条にもあったけれど、-　自分の頭で考える-　当事者意識が「成果」を生む-　社長に逃げ道はない　　切り開いて前に進むしか方法はない　-　変革を成し遂げられる人がリーダーおっしゃる通りですなんだか、会社経営以上のことを考えさせられたセミナーでしたアウランド　ファンサイトファンサイト応援中

波照間のゆき 　 2011-02-01 14:06:46 提供：株式会社OWLAND