この本、読んでみたかったんです手間をかけない”ものぐさ美容法”　自分の力で「キレイ」が戻る島野孝子　著日々美容のためにいろいろ努力している女性にとっては「ものぐさとは何事だぁーっ」となりそうですが、「ものぐさ」は「テキトー」とは違います。良い加減・過剰なケアをしないということなのです。これは著者の島野さんのBefore/Afterです。右の写真が50歳頃、左の写真が60歳頃・・・ってスゴイですね首筋まで赤く腫れて乾燥した肌が健康的なツヤ肌になり、見た目年齢が若返ってます。島野さんはエステサロンを経営されている美容のプロで、高価な基礎化粧品を長年使ってきたのに肌が綺麗にならなくて悩んでいたそうです。ある講習会で肌に美容成分を浸透させるエステ機器のモデルになったところ、顔が真っ赤に腫れあがって外出できないほどの肌荒れを起こし、皮膚科通いに。それでも良くならない肌に悩み、「免疫美容」を提唱されている講師のもと、肌がもともと持っている免疫力で肌を改善。最初は傷んだ部分から滲出液が出て驚いたそうですが、その時期を乗り越えて健康な肌に戻ることができたのです。「この化粧品を買いなさい」という本ではなく、また自らの理論だけを述べている本でもなく、自らの体験をもとに確立させた美容本だから説得力があります。この本で繰り返し述べられていたことは「肌の免疫力」。もともと肌に備わっているものですが、「界面活性剤は肌の中に入り込んで細胞を傷つけ、免疫力をジワジワと破壊する」のです怖いですね界面活性剤は化粧品の美容成分を肌に浸透させるためのもの。だけど、顔を洗った時に水が肌表面に入り込まないのと同じで、肌表面に塗った美容成分が肌に入り込むわけがなく、仮に肌に入り込んだとしたら肌にとっては異物でしかない⇒肌荒れの原因。毎日毎日そんな化粧品を使っていたら、ジワジワと肌が弱ってきて「調子が悪いなぁ」とまた別の化粧品を使ってまた肌を痛めつけて、また別の化粧品を使ってまた肌をボロボロにして・・・。無限の化粧品地獄に陥るわけですね。この本を手にとって、改めて「界面活性剤入りの化粧品は使わない」と決意したので、界面活性剤一覧をぜひ掲載してほしかったです（私もまだまだ勉強不足ですし・・・）「界面活性剤は悪！化粧品なんか使うな！」と主張する秘密の化粧品（ちょっと極端）「安心して使える化粧品を」と化粧品作りに邁進するジェンティール（成分良好です）「肌は育てるもの」と角質培養を提唱するサッポー（販売されている化粧品は成分が気になるのでおすすめしません）理屈ではわかるけれど、深く理解しているとは言えなかった数々の知識。そんな点在していた知識がようやく線で繋がったような気持ちです。馬油に手作り化粧水に練り状スクワラン。洗顔も洗髪も石鹸。私が今しているスキンケアはどうやら正しそうだな、と再確認できたので一安心しました。「美容成分がたっぷり入った化粧品は効果がある」「イオン導入は効果がある」「肌には弱酸性の化粧品が良い」など、誤解しがちなスキンケアについても詳しくわかりやすく説明されています。肌荒れに悩む人にはもちろん、肌に合う化粧品がないとあれこれ試している人にも読んでほしいです。（免疫美容）パトラ化粧品ファンサイト応援中

　 2011-12-27 18:37:04 提供：パトラ化粧品