上の子が小学校に上がって、
また静かに生きるはずだったのに、
そこかしこで結局
PTA役員のお声がかかり続ける人生がスタート。


一度顔が売れると、
「くみたろうさんがしてくださるわよ！」
という流れになっちゃんですよねー。

こちらとしては、とっとと片づけたいので、
いろいろなタスクを合理的に動くと、
「くみたろうさん、バリキャリだったんですねー、お仕事早い！」と
またさらにお仕事が降ってくる負のループ。

そして、
「くみたろうさーん、Aさんのことで相談なんですけどー。」
「すみません、PTA会長なんですが、、、」
「お願いがあります、あのー」
と、
ママ友同士の仲裁から学校の組織全体の話まで関わることに、、、
もはや年下から崇められる、というちゃかした話ではなくなっていきました。
二人の子供の年齢差も含め、正味９年、小学校および小学校関係者と濃密な時間でした。

やや笑える話じゃなくなってきましたが、
唯一無二でわらえるとするならば、
ただでさえ縦に横に有名になりつつある私でしたが、
どうしてもさらに有名になったきっかけがありました。

義父が無類の写真好きで、
学校専属の本業カメラマンより立派なカメラを持っており、
毎年運動会の折、自分の孫たちだけではあきたらず、
キラキラな笑顔で輝く小学生たちを激写してくれたのです。

さらにそれを自宅で、好意で
２LからA４サイズくらいまで大きく引き伸ばし、
大量に持ってきてくれたこと。


この時代において
名前も学年もわからないよそ様のお子さんの写真を
撮っちゃうことも、現像しちゃうことも、
いろいろ大丈夫？！？！と思いつつも、

義父のピュアなやさしさと愛なので、
必死できれいに堤、
どうしたものか、と悩みながら、
「あ、これ、何年何組の誰ちゃんだ！」
などという子ども達の情報や
ママ友コネクションを頼りに、運動会後、配り歩いたため、、、
「くみたろうさん、あんな素敵な写真、ほんっとうにありがとうございます！」
と学校中の親御さんから御礼を言われることに！

卒業まで
「あー、はじめまして、XXXX（苗字）です。」
とあいさつしたら、必ず
「存じ上げています！」くみたろうさん、やっとお会いできた！！」
という、また有名人に結果なってしまったのでした。。。。

そういう星の下にいるみたい。。。。




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kumitaroh 　 2021-07-02 00:23:10 提供：株式会社pdc