手先が器用になって欲しいと思って以前からシールを貼る遊びを取り入れていました。好きな時に遊べるようにたくさん用意をしていたのですが、どうも貼り方を見ると適当さ加減がすごいので「決められたところに貼る」とか「丁寧に貼る」ということができるようになってもらいたいと思っていました。

そこでこちらの教材の登場です。こういったものは初めてではなくて実はこちらで3冊目。1冊目はアッという前に終わらせてしまったのですが、2冊目は何を思ったかビリビリに破かれてしまいました。久しぶりの3冊目のシールあそびです。



こんな感じのシールのページと、



実際に貼るページが分かれています。
1ページにつき1つの課題が提示されており、よそ見をせずにやってくれれば絶対楽しいです。
イラストの雰囲気もそれぞれ少しずつ違っていて飽きません。

ほかの類似商品も本屋さんで見てみたのですが、言葉遣いが妙に上から目線で高圧的だったりして見ているだけでテンションが下がるようなものもありましたがＫＵＭＯＮの商品は課題の指示の表現もやさしくていかにも「教材」というよりは子供が大好きな「遊び」というイメージになっていてすごくいいなと思いました。




こんな風に頑張ってくれています。

一緒にやっていて気づいたことは次の通りです。

①まずどこに貼ればいいのかわからずに戸惑う
②「この辺に貼ってみてね」と言われたらその位置に貼れる
③でも向きがオカシイ
④正しい貼り方を指示されるとやり直せる
⑤「好きなように貼ってみてね」と言われるのが一番困る
⑥色を合わせて貼るのはほとんどできない
⑦狙った場所に貼ることは難しい、少しズレる
⑧1枚だけとか2枚くらいまでなら集中して貼れるが、1ページに５～６枚のシールを貼るときはすぐに飽きて別のページを触りたくなる
⑨同じような内容の課題が続くと、先のページをめくって難しいものをやりたがる
⑩できていないのに褒められるとテンションが下がるしちゃんとできた時に褒めてもらえなくてもやっぱりテンションが下がるので、自分がきちんとシールを貼れているのかどうかということはよく理解している
⑪一度シールはりを始めると一気に１０ページくらいはやらないと気が済まない。２～３日で1冊終わらせてしまう
⑫気に入ったページは何度も剥がしては貼りなおして楽しんでいる
⑬貼っていて絵が気に入らなかったページは貼るのをやめてしまう場合があり、同じテイストのページはやらない
⑭よく貼れたと自分で思っているものはページを千切って分割してからそれを人に見せて周る



しっかり楽しんでいますね。
ただちゃんとできているかというと全然できていないです。

・何枚もあるシールを重ねて同じところに貼ってしまう
・指定された場所にうまく貼れずにちょっとずつズレている、そして何度もそれを直そうとするのに結局同じところに貼ってしまう
・絵の向きを理解しておらず90度回転したまま張り付けたりさかさまだったりする
・1色だけの色合わせはある程度できても2色を選んで合わせて貼る課題は一切できない

このあたりについて注意しながら、今後も続けて行きたいと思います。

本人もすごく好きみたいだし、集中してやってくれるので私も楽しいです。


　　　　　

かなりたくさん種類があるので好きなものが終わっても次がちゃんと待ってくれているのがいいですね。







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