以前から私が書いているのが、シャンプーで一番大事なのは シリコンの有無ではなく シャンプーのキモともいうべき界面活性剤の種類!ということ。
それも時と場合によるとは思うんですけどね。
例えば、ヘビーなスタイリング剤を使った日に弱い界面活性剤のシャンプーで何度も洗うよりも、石油系界面活性剤配合の強力なシャンプーで一度洗いするほうが 摩擦刺激は少ないかもしれないし。
でも、普段使うのに、いわゆる市販品の石油系シャンプーは洗浄能力が高すぎる、と言われています。実際にそれは思います。そのせいで 保湿剤をたくさん入れたり シリコンを入れたりせざるを得ないというのだから 変な話です。
まさにそのコンセプトにこだわった、今回はプリモディーネ
のシャンプーをお試し。
プリモディーネ
プレミアムACシャンプー
200mL ¥2480 500ml¥4660
テクスチャー:★★★★★☆☆☆☆☆ いかにもノンシリコンなクリアのさらっとした液 使用中の感触:★★★★★★★★☆☆ 泡立ちは弱いが本当にきしまない
香り:★★★★☆☆☆☆☆☆ オレンジの香りということだが ほとんどわからない
ドライ後の質感:★★★★★☆☆☆☆☆ きしみ・ひっかかりはないがツヤは弱い
スタイリングしやすさ:★★★☆☆☆☆☆☆☆ 翌朝髪の毛が広がってしまった
成分:★★★★★★★★★☆ 具体的な成分は不明ですが、無添加は評価出来ます
価格:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ コンディショナー不要だけど 割高すぎる
成分は文句なしにいいのですが、まず 高い。大ボトルでも1mlあたり9.32円。200サイズで 1mlあたり12.4円。1回あたり1mlではすみませんから、小さじ1 5ml相当でも1回のコストが50円。
レヴールの1.89円/mlに負けるのは仕方ないにしても、ラウレスフリーのブーケスト2.86円/ml 。。。
相当な高級シャンプーだと思います。コンディショナーなしでいけるので、半額で見積もっても5円/mlですからね。
純粋に美容目的で見れば いいものでしょうが、日常的に使う消耗品でコストを無視出来る人は少ないと思うので、まず高級シャンプーであるということを前提に。
で、液はさらさらの液。石鹸シャンプーによくある感じの質感。油断すると指の隙間から漏れるので、気をつけましょう。オレンジの香りつきとのことですが、弱め。あまりわかりません。どっちかといえば 原料臭のほうがするくらいだけど、別に嫌な匂いではないですね。
説明通り、あらかじめ予洗いを十分行なってから・・・塗布。
まあ 仕方ないか。あんまり泡立ちません。やむなく2度め。2度めは少量でいいとのことだったので、3mlくらいにしてみたけど。。。あれ?やっぱり泡立ち悪い。さっきよりマシだけど。
今日はスタイリング剤のたぐいは一切使っていなかったし、汗もかいていなかった。
二度洗いして流してみたけれど、サッパリ感がない。シャンプー後なのにリンス後の質感。
でも、本当にきしまないし、コンディショナーなしで十分。洗いあがりのしっとり感と仕上がりの軽さはいいですね。
まあ モノはいい実感はありますが、市場の判定は結構厳しいものになるんじゃないかなと思います。
最近でこそ界面活性剤の害も知られてきたけれど、どうしても 皆人生の大半使ってきた市販品が使用感の基準になってくることを思えば、弱めの界面活性剤の「泡立ちの悪さ」「さっぱり感のなさ」がマイナス点になってしまうと思うのです。
しかも、かなりの数シャンプー試してきたけど、これダントツでさっぱりしません。2度洗いしてもいまいち洗った感がない。でも、その分確かにコンディショナー不要なくらいの仕上がり感なのも確か。わかりやすく言えば、モノはいいけれど伝わりにくい ということ。
このシーズンはそこそこいい評価が得られると思いますが、春以降秋までの汗をかくシーズンはこのシャンプーは厳しいかもしれません。成分は文句なしにいいと思うし、コンセプトもいいと思うのですが、なんせ価格と使用感がなあ。。。実際に購入に踏み切る人はそこまで多くないような気がします。
http://monipla.jp/bl_rd/iid-1312874906511452024836b/m-4fdb345ee3b64/k-1/s-0/
みこみこ 2013-02-25 16:58:15 提供:株式会社FLAIR
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自社ブランドを中心に使用者様にとって本当にいいものは何か?をコンセプトに商品の販売、開発をしております。
できるだけお肌に負担のかかる成分を省き、安心できる製品のお届けを目指しております。
プリモディーネはイタリア語でprimoordine「最高の」という意味でございます。
フレアショップが大人ニキビなどのトラブル肌にお悩みのお客様のお肌を素敵に保つ最高のお手伝いができれば、という思いで取り組んでおります。