『パブラボ [本の未来をカバーする]』
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王様のブランチのランキングで紹介され話題になってた
『100%自分原因で物事を考えてみたら……』(著:秋山まりあ)
という本の続編らしいのですが、
そんな本があったことも知らずに、読んでみたのはまさかの「続編」でした。
本書は、「100%自分原因説」を使ったモノの見方を身につけることで、
今がどんな状況であっても現実を変えられると書かれています。
本の帯には、道端ジェシカの直筆コメントがありまして、
そこに書かれていたのは、
“100%自分原因説はすごく素晴らしいですが、その代わりつらいこともあるんです。
すごくつらかったりもするので、全員にはおすすめしません。”って。
正直本当にしんどかったです。
読み進めるのがこんなにつらいこともあるんだってことを知りました。
仕事に育児、ダイエットや、美容、人間関係、お金の問題など
ありとあらゆることにこの『100%自分原因で物事を……』は効果的であると
かなり強気に断言してるんだけど、内容は、こんなのよ。
とりあえず、クイックワークをやってみた。
抜粋しておくので、長いけど、読んでみて。
お金持ちになるとか、ダイエットとか、即効性のなさそうなものより、
今まさに真っ只中の花粉症に効くワークってので実験。
「花粉症の症状に効くクイックワーク」
あなたは外にいます。
目の前に大きなおしゃれなガラス窓があると感じてみましょう。
そのガラスに花粉がついているところをイメージしてみましょう。
何色の花粉でしょうか?
花粉が窓ガラスいっぱいにくっついているのを確認したら、
イメージの中でその花粉を指でこすってみましょう。
あなたの指には花粉がたくさんついています。
指を洗ってから、家の中に入ってみましょう。
家の中から先ほどの窓に行ってみましょう。
外は花粉がビッシリついていますが、
花粉はガラスにくっついたまま家の中には入ってこられません。
あなたはガラス窓のようなバリアによっていつも守られています。
----中略-----
自分を軸にして直径1メートルほどのフラフープのような円を
左回りにまわしてみましょう。(イメージです)
そのフラフープのような円を回している間、
その中は異空間ですから不思議な現象が起きてきます。
ウォーキングをすれば誰かが押してくれているように軽やかに歩けますし
テストの時はひらめきをくれます。
花粉もシャットアウトしてくれます。
----以上----
これって、信じるものは救われる系の宗教よね?
もしそうなら納得できるんだけど、これが万人受けしてるってことが不思議でしょうがない。
私が正直しんどかったって言った理由がこれです。
鳥瞰的に自分をイメージするワークに拒絶反応を示してしまう。
まず、これを「ワーク」って呼ぶこと自体が、宗教なんだよねー。
あげ足取るわけじゃないけど、花粉症の症状に効くワークなのに、
後半は、ウォーキングをすれば誰かが押してくれているように軽やかに歩けますし
って断言しちゃってるし、テストの時はひらめきをくれますって、勉強のワークにすり替わってる。
最後にとってつけたように「花粉も」って・・・
なんだコレ?
ってのが私の感想です。
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はいぢ 2013-04-27 20:04:35 提供:株式会社パブラボ
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パブラボってどんな意味?
パブラボは、publication laboratory の略称です。
【publication】 出版、発行、刊行
【laboratory】 実験室、試験所、(教育・社会科学などで設備の備わった)実習室、演習室
「出版に関する新しい試みにどんどん挑戦しよう!」というのが心意気です。
新しいことをどんどん始めていける出版社を目指していきます。