小学生の間になぜか兄弟が２人増えた。どちらもお父さんは違う。
相変わらず、自由な母は結局、離婚を繰り返し、実家に勝手に引っ越してきた。

そのあたりから、また、私の生活はガラッと変わって。
２部屋ある実家の一部屋に母と妹と弟が住み、もう一部屋が私と祖父母。

すぐ隣に兄弟がいるのに、話すことも無ければ、近寄ることもめったにない。
・・だって、母は私だけ祖父母のうちでなに不自由なく生活してるのに、妹は弟の世話をして大変なんだ、こんな姉やだよね。とことあるごとに妹に言っていた。私も違う！！ということは出来ても、母の元で暮らすのはそのときはもう嫌だった。だって、母の目は完全に子供を見る目じゃなくて。
忌み嫌う目つきで、兄弟も母も私を見る。それは今までずっと。母が私を馬鹿にするから、子供も馬鹿にする。

小学校のとき、私は絵を描くのが好きだった。
ある日、妹が絵で賞をとった。
「一日中、絵書いててもね～」とつねに嫌味なんです。
で、まだ、私５年生。
他にも私は習字を習っていて一応準２段だったんでけれども、妹は習ってないのにうまいと馬鹿にされ。
妹はプールも出来て、運動も出来る。私は出来ない。といわれ。

とにかく、なにかひとつでもいいから褒められたくて、ちょうど、絵のコンクールがあったから、放課後残って、コンクールのための絵を先生に見てもらって書いた。ら、入賞して、空港に飾られることになった＾＾
そらもう嬉しくて、妹の書道が飾られたときも見に行ったし、私のも見に行くだろうと期待した。
が「そんな絵、見に行ってなんになるの？」

・・・私は気づいたんだ。
なにをしても意味の無いことだと。
私はなにを言われても笑ってるこになっていった。



中学生になれば、もう、諦めていて。褒められたとか、成績のことも一切言わなくなった。私は数学と体育が苦手で、他がどんなに出来ても、駄目なこの２つのことだけあざ笑われるようになった。

可愛い洋服や部活で使うタオルが、女の子って、可愛いのとか使いたいでしょ？
もちろん、これらも意味の分からない理由で駄目。
買うのはおばあちゃんなんだけど(笑）
メイクなんてとんでもなくて、当時流行ったストパーやシャギーさえやらしてもらえない。
あ、ちなみに妹達は髪を染め、ストパーでございます＞＜

それでも、中学校は地味な見た目しかできなかったけど、なんとか楽しくできていて、よかったんだ。

漫画や本、そうゆうものが助けてくれてた。
今も仲のいい友達も出来たし、学校内の行事にも参加できてた。

高校に上がると、そんな生活がぐるっと変わる。
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こまねこ 　 2011-08-27 00:00:00 提供：パークフィールド株式会社