『ワッフル・ケーキの店R.L(エール・エル)』
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ワッフル・ケーキの店 R.L(エール・エル)さんから、映画 『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の映画鑑賞レポートモニターに選んでいただきました。大変ありがとうございました。2010/6/19 渋谷ユーロスペース1Fには、お洒落で広~いcafeもあります!中でもスクリーンがあって・・のんびりできますR.L(エール・エル)さんのワッフルケーキ・・大好きです・・とちょっと媚を売っちゃったりして・・(^^;何度、リベンジで参加しても、ワッフルのモニターは当たった試しがない私・・R.L(エール・エル)さんってこういった活動もされているんですねぇ・・次はワッフル、目指して、頑張ります! さあて!映画好きの私にはもってこいの映画鑑賞レポートですが・・映画 『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』観てきました・・・物語は、ものすご~い、ビル解体音のドリルの音から始まります!私は、”はつり”という言葉、この映画ではじめて知りました・・ビルの解体工・・大変ですね・・体壊しそうなくらい・・の粉塵・・そして、ドリルの振動・・物凄い振動と体に犠牲を感じる作業にしては、なかなか壊れないコンクリート・・解体工のはつり工の2人の青年・・これが、ケンタ君(松田翔太君)とジュン君(高良健吾君)です・・・この二人は、生い立ちもちょっと訳ありで、幼いときから、同じ施設で兄弟のように育ちます。そして、職場も同じ・・ココに出てくる登場人物は、何かしら心に傷を抱え、物を壊したり、人を傷つけたり・・現代の若者の行き場のない気持ちを表現していたような気がします。だけどね・・物を壊したから・・人を傷つけたからって・・その先に何があるというの?彼らは、物を壊しまくって・・・会社の車や憎い先輩のバイク・・会社の銅線までを盗み・・先輩の車を破壊し・・網走のお兄ちゃんのところにいったら、きっと何かが変わるはず・・・ぶち壊せば、その先には何かがあるんだと・・見えない何かを信じて・・・そして、ひたすら、北海道の網走の兄の下へと・・”北海道”が地の果てでは、決してないのですが・・新しい何かとめぐり合う為なのか・・新しい自分とめぐり合う為?という・・漠然とした何かを求めて逃げまくります・・この映画のテーマは、”ぶち壊すこと!”なのでしょう・・私なんか、基本的にちっちゃい人間なので、あんなにぶち壊すと、「後掃除が大変だよ・・誰がやると思ってんだよ」な~んて、すぐに”現実”を考えちゃうんですが・・逆に・・・自分の人生の中でも、あんなにぶっ壊すことって・・この先もないかもしれません・・(それにしても、車のフロントガラスって、さすがに頑丈なんだね・・と感じてしまった・・)ある意味、”ぶち壊すこと”をあんなに派手に実際、やってしまえるケンタ君が羨ましくもあり・・「でもね、ケンタ君、あんなことしちゃ、絶対!いけないことなんだよ!」としっかり、彼を止めてあげられる人、叱ってあげられる人が彼らの周りにいなかったことが問題なんでしょう・・そして・・”誰かに愛されたい・・”カヨちゃん・・とにかく、カヨちゃんは、ジュン君にナンパされたことがきっかけで、今度こそ、ジュン君が”自分を愛してくれる人”と信じて、付きまといます。だけど、ジュン君は、ちょっとおへチャなカヨちゃんには、”本当の愛情”が沸かず・・結構、かわいそうな扱いを何度も何度もしちゃうんです。お金だけ抜き取って、バック捨てちゃったり・・そのバックからコロ~ンと落ちた、制汗剤が、これまた彼女の悲しいコンプレックスを物語っています。だけど・・・旅の途中で出合った、キャバクラの若いお姉ちゃん(多部未華子)と出会い・・はつりの仕事のせいで、負った副作用の病気に対して、”なにそれ、キモーイ”と言われ・・高級レストランで3万円も払わされ・・理想のめちゃめちゃ高いキャバクラのお姉ちゃんと自分とのあまりにも価値観のギャップにふと気づかされてしまうのです。カヨちゃんは、本当にジュン君が大好きなので、病気の症状が現れても、”どうしたの?大丈夫?全然キモクないよ”って自然に答えます。そこでカヨちゃんの心のキレイさに気づくケンタ君・・最後は、北海道のきれいな海と空が満載でした。あんなに、事件を起こしておきながら、警察に追跡されることは全くなく・・ある意味優雅に旅を続ける2人の青年・・この映画は、観終わった後に、なんか考えさせられるストーリーでした。ケンタ君は、言います・・『世の中には、2種類の人がいる・・一つは、自分で人生を選べる人・・もう一つは、選べない人・・オレたちは、選べない人・・』私の感想としては・・「自分で人生を選べる人・・」って結構、少ないのではないでしょうか?私もすべてがすべて、選べなた訳でもなかったし・・みんな、ある程度、自分の頑張りでどうにでもなったり、ならなかったり・・人それぞれのはず・・まだまだ若い3人・・ぶち壊すことに走るならば・・もっと違った道を導いてあげたかったな・・”若い”って、その時は、その重要さを全くわかんないものだけど、もう二度と戻れない・・すばらしい時期なんだもん!何度失敗しても・・許してもらえる確立は高いんだよ・・きっと・・またやりなおせる・・なんでもチャレンジできる時期なんだよ!とだけど、彼等のお仕事のように、低賃金で、大変なお仕事をしている人たちがいるお陰で、私たちは、時には、きれいなオフィスで・・そして、素敵なレストランで・・日々の暮らしを育んでいくことができているのかもと・・それは、とっても幸せなことだったんだ・・・・【最後に・・キャストについて】キャスト陣のすばらしさが目立つ映画でした・・柄本明、祐親子・・美穂純さん、小林薫さん・・全く言葉を発することがない、動作&表情だけの演技を見せた洞口依子さん、メインキャストでいうと、■松田翔太君は、本当にいい演技でした・・バイクに乗っている姿は、父である松田優作氏とオーバーラップしちゃいました・・劇中で、彼が撃たれる場面がありましたが・・あの時、父である 松田優作氏のようにここで、「なんじゃこりゃ~」と言って~と思ったのは私だけ?会社のトラックに将棋の駒の文字が”熱”だったことも思いテーマな中に、小さな遊び心が・・■高良健吾君は、映画:ハゲタカ・蟹工船(兄:松田龍平氏と共演)を観て、ハゲタカのお金を拾うあの演技・・とにかく印象的で凄かった・・でも、今回のジュン君が、一番等身大の彼を表現していたようで、一番はまってた気がします。■安藤サクラさんは、奥田瑛二さん&安藤和津さんのお譲さん・・お母さん、そっくりですよね・・今回の役柄・・ちょっと頭の弱そうな現代にいそうな女の子の役が、とにかく、とってもうまかった彼女の最後にみせる”貞子”ばりのあのお顔は、見逃せないです・・ワッフル・ケーキの店【R.L(エール・エル)】ワッフル・ケーキの店 エール・エルファンサイト応援中
shiratama 2010-06-26 21:05:49 提供:株式会社新保哲也アトリエ
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