『北の自然菓 柳月』
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ブログネタ:「ちょっと相談が。2人で会えませんか?」と異性から言われたらうれしい? 参加中私はうれしい派!本文はここから滅多に人から相談事をされることが無いので嬉しいですね。おお!私にアドバイスを求めているのか!とテンションが上がります。そしてついでに何かご馳走してもらえるのではないかという食いしん坊精神ですおそらく頭の中では焼肉かしゃぶしゃぶかでウキウキしちゃいますね( ´艸`)さてせっかくのGWですがどうにも出るに出られず。。。家族で引きこもり生活をしていますが久しぶりにゆっくり読書もしています。久しぶりに読んだのはこちら妊娠カレンダー (文春文庫)小川洋子文藝春秋発売日:1994-02ブクログでレビューを見る»第104回(平成2年度下半期) 芥川賞受賞小川洋子さんの「妊娠カレンダー」です表題作の他に「ドミトリイ」「夕暮れの給食室と雨のプール」の二篇を加えた短編集です。本自体のボリュームもそれほどないし一作ずつのボリュームも少ないのでお風呂で読むのにピッタリです。小川洋子さんといえば「博士の愛した数式」が映画にもなって有名ですよね。私も、すごく好きな一冊です。ただ、その後小川洋子さんの本をいくつか読んでいますがその中でも「博士の~」は一番一般的に読みやすい本だったなぁと思います。やっぱり小川洋子さんらしい話はこの「妊娠カレンダー」が一番かなと、個人的に思います。内容紹介姉が妊娠した……やがて妹はめまいのするような悪意の中へすべりこんで行く。現実のゆらぎをきらめく言葉で定着した芥川賞受賞作(Amazon.co.jpより)いつも思うのですが小川洋子さんほどこの「内容紹介」を書くのが難しい作家さんっているんだろうか?読む人によって印象が全く違うし「何かが起こる」というストーリーよりはじわじわと足元がぬかるんでいくようなそんな作品が多いので紹介しろと言われても難しいですよね。この「妊娠カレンダー」は一緒に暮らす姉が妊娠したことからお話が始まります。姉の変化を妹の視点から描き出しているのですが妊娠による姉の変化を淡々と綴っているように見えて実はそばにいる妹も徐々に変化しているような。。。さらにこの作品のなかで「妊娠」は得体の知れない体の変化でしかない、というのもポイントです。多分、それが「妊娠経験のない妹の視点」だからこそだと思うのですが一般的な妊娠によるハッピーな感じとか不安感とか愛情とか母性とか完全に切り離されています。感情は完全に排除されています。だから妊娠中の姉がより神経質に・わがままになっていくのをただ受け入れる妹一見そう見えるのですが農薬がたっぷりかかったグレープフルーツで大量のジャムを作り姉に食べさせつづけるのです。ここには、「書かれていない感情」が見え隠れするようですね。多分求めていない時に読んでしまうと「だから何?」で終わってしまいそうな作品ですが世界に入り込めるとすごくゾッとしたりまるでフランス映画を見ているような淡いフィルターにかかったような描写の中に生々しいものを垣間見ることができます。それでいて何故か心が落ち着く感じがたまりませんね。やっぱり小川洋子さん大好きです。そしてなぜか小川洋子さんの本には甘いスイーツと紅茶が似合うような気がするんですよね北の大地の冷たい空気を含んだようなふわふわのロールケーキなんてピッタリですよね(*´∀`*)柳月オンラインショップ北海道ロール「樺の木」ご試食モニター募集!「ちょっと相談が。2人で会えませんか?」と異性から言われたらうれしい?うれしいうれしくない
aita 2013-05-05 21:39:23 提供:株式会社 柳月
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