昨夜外出した時、驚くほど年末の空気になっていて驚きました。何が、とは言いにくいのですが、雰囲気でしょうか。寒い中、ピンと張り詰めた緊張感みたいな。玄関のドアを開けて外に出た瞬間から感じる年末の空気。もうすぐ今年も終わってしまうんですね…。そんな年末・年始にぴったりな豪華な海の幸をご紹介します。北海道利尻産の蝦夷あわびです。私、実は社会人になるまで鮑の魅力って全然わからなかったのです。「高いだけで、そんなに美味しくないんじゃないの？」「美味しいと思える人が食べたらいいじゃん、私はイラナイ」と、食わず嫌いをしていました。ところが。社会人になって、たまたま母と２人で東北に旅行することになり、その旅館の夕食で鮑の残酷焼き（活きている鮑を焼く料理）が出てきたのです。「きっとこれは高くて美味しいに違いないけど、私にその良さが　わかるんだろうか…わからない気がする…」そう思った私は、自分の分も母に食べるよう勧めました。でも、母も自分の前に出ている料理を食べるだけで精一杯。詳しく覚えていませんが、とても品数が多かった気がします。残すのももったいない、と仕方なく食べた私。そしてその美味しさに驚愕しました。何で今まで食べてこなかったのか…と悔やむほど美味しかったのです。特に、ソースがわりにした肝が最高。その旅行以来、鮑がメニューにあれば「きっと美味しいんだろう」と期待をこめて注文するのですが…未だにあれほどの感動には出会えていません。シンプル、かつ豪快に火を入れた鮑の美味しさ。やはり素材が良くないといけないのでしょうか。で、今回見つけたのが北海道利尻産の蝦夷あわび。高級食材で知られる利尻昆布を食べて育ったあわびで、小さいながらも美味しさがギュっと濃縮されているらしいです。水温が低く、栄養素を豊富に含んでいる利尻周辺で育つため風味豊かで歯ごたえのあるあわびになるのだとか。活あわびらしいので、残酷焼きも夢じゃないですね。確かバターを乗せて焼いてた気がします。お刺身もいいですし、あわびご飯も年末年始のごちそうっぽいかも。新年は、是非蝦夷あわびと共に迎えたいですね。北の冷海で育った最高品質の『北海道利尻産　蝦夷あわび』

舞花 　 2012-12-19 10:37:10 提供：ノース物産株式会社