子どものころ、函館で育ったＧＧは、短い夏、海で泳ぎました。函館の海は冷たくて、海水浴が出来る期間は短かったし、泳ぐのは、砂浜じゃなくて、岩がごつごつした磯辺です。今なら、おそらく遊泳禁止場所でしょう、そんな場所だから、水はきれいで、いろんな魚が泳いでいるのが見え、ツブ貝や名も知らない貝を獲ったり、時には、ウニを獲ったりしました。今考えると、これは犯罪行為だと思うけど、もう時効だよね、許してね、獲ったウニや貝を焚き火で焼いて、体を温めながら食べる、おいしかったねえ、ウニのことを調べてみたら、　ムラサキウニ・・・北海道にはキタムラサキウニ　バフンウニ・・・北海道には蝦夷バフンウニムラサキウニもバフンウニも本州以南に生息しているようだけど、北海道にはキタムラサキウニと蝦夷バフンウニしか生息していない。だから、北海道のウニと本州以南のウニとは種類が違うのだそうです。子どものころ、函館の海にはバフンウニの方が多かったような気がします。北海道ではバフンウニのことを「ガゼ」あるいは「ガンゼ」と呼びます。ムラサキウニを「ノナ」と呼びますが、「ノナ」はなかなか獲れなかったので、あのころは、「ノナ」の方が絶対に高級品でした。今は、「ガゼ」のほうが人気のようですね。色が濃く、甘さが強く、粒がしっかりしていて、そして、数が少ないから、値段も高いよね。しかし、北海道でも北海道で獲れたウニはなかなか食べられません。スーパーで売っているのは、ほとんどがロシア産、ロシアと言っても、きっと、北方四島あたりで獲ったウニだろうと思うと、北海道産と言ってもいいだろうから安心感はあるんだけど、気持ちはちょっと複雑です。ウニは日持ちがしないから、獲れたてをカラを割ってすぐ食べるのが一番だけど、なかなかそうはいかないのが普通だから、日持ちをさせようと工夫して、あの味を台無しにしてしまうのが残念、これは、ウマそう！道内では、場所により解禁日が違っていて、利尻では夏が旬、刺身で食べるのもおいしいけれど、ＧＧは何と言っても、ウニ丼白いご飯が見えなくなるぐらいたっぷりエゾバフンウニを載っけて、掻き込むように食べたいね、何の関係も無いけど、今年はどうもウナギを食べられそうにないから、もうひとつの高級食材をがっつり食べたいものです。利尻・礼文産蝦夷バフンウニ！とっても甘くてトロける生ウニ～最北の海鮮市場　　

GG 　 2012-06-22 16:22:08 提供：ノース物産株式会社