独身時代に、ないし新婚時代に、もっとがんばっておくべきだった料理のいろはを、

主婦歴十数年にして、料理教室で改めて学んでいます。

イタリアンとか和食とか、もはや関係ないですね。

料理というものを習うことで、

全てのジャンルに相通じるものがあるので、

毎回とても勉強になります。




料理の技術はもちろんですが、

お道具もちゃんとしたものがあったほうが、

ちゃんとした料理ができると学んだのも、料理教室の効能。

 

 

そこで、初めて、本気で本当の立派な包丁、

手にしました。




お箱からして美しい。

創業明治45年（1912年）、今年で105年の金物卸問屋さんの包丁です。



今迄使っていた包丁とわけが違う。







料理教室の包丁はいつも最高に切れ味がよくて、

こうであれば料理もラクで楽しかろう！と思ったことが、

今、家で実現！



そもそも、今までいわゆるオールマイティ包丁で、なんでも切っていました。

そこに無理があったな、私。







見てください、この美しい刃。

ネイリストになったとき、

キューティクルカッターは刃が命、と、

想像以上に刃物は本気を出したらお高い＝切れ味が良い職人ものだ

と知ったことを思い出します。





この包丁、刺身包丁９寸。さすがです！

この刃渡りの長さにちょっとびっくり。







しっかりとした持ち手にも痺れます。

職人さんが丹精込めて作った包丁だとよくわかります。

プロの方が使う包丁の全国の90％以上のシェアを占めているそうですよ。

ついにプロ仕様の包丁デビュー！






まずは刺身包丁ですから、刺身を切ってみようと思いました。

今日はかつおのたたき。

いつも我が家のなんでも包丁で切ると、

厚みもばらばら、面もがたがた、で、ひどいものでした。




ところが！

見て！これ！

スパッ！と切れました。

なんですの、このストレスフリーな切れ方！

すーっと引き切りできました。



一方向のみに引き切るので魚の繊維を傷めず、ほんとうにきれいな断面です。




厚さも薄さも自由自在。

いろいろ切ってみましたが、どうやっても上手に切れるという奇跡！




子どもたちが驚きました。

「ママ、どうやって切った？」

今迄がひどすぎました。

おつくりをつくるのが楽しくなっちゃったので、

今週末、もっといろいろなお刺身を柵で買ってこようと思います。

あ。

この調子だと私の好きなデコ巻き寿司も確実にきれいに切れるはず！

これもトライしなくちゃ！

 








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kumitaroh 　 2017-07-10 16:32:23 提供：株式会社福井