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誕生日で泣いたことありますか?

この6月というのは、私にとって、数少ない友達、のほとんどが、誕生日だと言う、大事な月です。

もちろん、私も、旦那も6月生まれ(笑)素敵だ(笑)


そんな中、私が貰っても嬉しい、そして、友達にも贈りたいと思った本をご紹介します。

この歳になると、(今年32歳・・・)誕生日なんて~って思うんですが、やはり、自分が産まれて来た日。

母が、産んでくれた日。それを考えたら、いつまでも大事な日ですよね。







この本には、31のさまざまな誕生日のストーリーが書かれています。

そのなかでも、私が1番、感動して、そのまま先を読む事が辛くなってしまったストーリーを紹介します。


「16年の結婚生活」という、ストーリーです。


結婚当初は、貧乏生活で、しかし、それでも楽しい日々。一緒に過ごせる時間が何より楽しかった。


結婚したての時、指輪のサイズを聞かれましたが、もちろん指輪を買うお金なんてない。


夫は、「もう少し待っててな」と言い、私も笑いながら「期待せずに待ってるわ~」と。


誕生日だってただ「おめでとう」と言い合えるだけでよかった。


しかし、そんな時間は突然終わりがやってきた。


突然入院する夫は、日に日に痩せていき、助からないと知らされる。


夫が入院して数カ月、その日は私の誕生日だった。


もうベットの上からほとんど動けなくなっていた夫は、小さな箱をさしだした。


そこには、指輪が入ってました。


小さなダイヤが1つだけつたきれいな指輪でした。


いつか約束した結婚指輪。


夫が友達に頼んで誕生日に指輪を用意してくれてました。


「16年も待たせてごめんね」


と、薬でうまく回らなくなった口で言いました。


「ありがとう」と、伝えました。うれしかった。でもすごく悲しかった。


1ヶ月後夫は天国へ旅立ちました。


貧乏生活だったけど、思い浮かぶのは幸せだったことばかり。


最初で最後のプレゼントは、今も「大切な物入れ」と決めた引き出しに大切にしまっています。






この、ストーリーは、私は何度読んでも泣いてしまいます。

結婚してるからか、自分の事より、旦那のことを考えてしまう。

もしもなにかあったら、私は生きていけるんだろうか。

それを考えたら、涙が自然と出てしまいます。

色々考えさせてもらえるストーリが他にも沢山載っています。


今、少し心が病んでいる大事な友達にも、この本を誕生日にプレゼントしたいと感じました。

のりのり   2011-06-17 10:59:23 提供:株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

企業紹介

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