本を読まない人のための出版社 サンクチュアリ出版 友友会

閉じる

『本を読まない人のための出版社 サンクチュアリ出版 友友会』

アクセスいただきありがとうございます。大変申し訳ございませんが、当ファンサイトは

モニプラ内でのサービスを終了させていただいております。

終了したイベント、モニターに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

お問い合わせ先 本を読まない人のための出版社 サンクチュアリ出版 友友会 株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

注目の無料モニター・サンプル情報はコチラ! 

NEW

【傘やゴーグルに】これからの季節に活躍!おなまえ付け【プチッとネーム】

株式会社KAWAGUCHI

30

5月20日(月)まで

プレゼント

【傘やゴーグルに】これからの季節に活躍!おなまえ付け【プチッとネーム】

もっと見る

もっとイベントを探してみる

書籍「この世で一番大切な日」完成版!!さらに図書券2000円分をプレゼント!

みんなの投稿一覧を見る イベント内容を詳しく見る

この世で一番大切な日。

なんだかとっても不安定だった日々。

試験への不安、一歩踏み出す勇気、自分への自信のなさ。

そんな気持ちが入り乱れていた最近、私を支えてくれた一冊をご紹介したいと思います。

私の大好きな出版社でもある株式会社サンクチュアリパブリッシング
さんの




この表紙 最近本屋さんでよく見ませんか?


この数か月 ちょっと時間があれば繰り返し読んでいたとても思い入れの強い本です。

自分への自信のなさから 「私は何のために生まれてきたんだろう?」と思うことの多かった日々。

でもそんな私の気持ちをほっとさせてくれるエピソードが満載でした。

=======================================================
書籍「この世で一番大切な日」より
公式サイト http://www.sanctuarybooks.jp/birthday/


■見知らぬおじさん



離婚するとき、私は妻と2つの約束をした。ひとつは年に一度、娘の誕生日だけは会いにきてもいいということ。もうひとつは、そのときに自分が父親であるという事実を娘には明かさないでほしいということ。
自分が父親だということを言えない。それは私にとってつらい決まり事ではあったが、娘にとってはそれが最良の選択だあることもわかっている。年に一度、娘の誕生日を一緒に祝えるだけでも感謝しないといけない。

それ以来、娘の誕生日にはプレゼントを買い、ふだんは着ないスーツを着て母子に会いにいった。
元妻は私のことを「遠い親戚のおじさん」と紹介した。娘も冗談なのかなんなのか私のことを「見知らぬおじさん」と呼んだ。



娘が小学校にあがる年のことだ。
例年通り私がスーツを着てプレゼントを持って母子のもとを訪れると、元妻から「もう会いに来るのは最後にしてほしい」と言われた。
そろそろいろんなことを理解してしまう歳だからと。
それが理由だという。
私にはわかっていた。
新しいことがはじまろうとしているのだ。
娘にもやがて一緒に誕生日を祝う同級生ができるだろう。
元妻は、再婚を考えているかもしれない。
そんなところに "見知らぬおじさん" がいてはいけない。


それ以来、母子と会うことはなくなった。
だが娘の誕生日だけはどうしても忘れられず、毎年プレゼントだけは贈り続けた。筆箱や本などささやかなものを、差出人の欄になにも書かず送った。
それを元妻が娘に渡してくれていたかどうかはわからないが、ただ「娘の誕生日を祝う」という行為だけが小さな楽しみになっていたのだ。

それも、娘が中学生になる年にはやめようと決めていた。
娘からすれば私は知らないおじさん、こうしてずっとプレゼントが届いても迷惑だろう。
娘には新しい未来がある。私も別の道を歩まなければいけない。
ただ娘の幸せだけを願い、英語の辞書を送って最後にした。

それから一ヵ月ほど経ったある日、私のアパートに郵便物が届いた。

差出人の欄にはなにも書かれていない。

小さな箱を開けてみると、中から出てきたのは紺色のネクタイピンとメッセージカード。
メッセージカードを開くとそこには初めて見る可愛らしい文字が並んでいた。



その瞬間はっとした。

その日は、父の日だった。

=======================================================

私にとって誕生日は正直、あまり特別な日ではありませんでした。

イベントごとをしない我が家では特別なことは特にしていなかったので…。

でも この本を読んで 母が30時間の陣痛に耐えて私を産んでくれたこと。

友人の家のようにパーティーをするわけではないけれど 毎年 お赤飯や炊き込みご飯など

ちょっと特別なメニューが食卓に並んでいたこと。

母が母なりに私の誕生日を祝ってくれていたこと。

そして 先日実家に帰った時に見たアルバムに「今日からよろしくね」と母の優しい文字で

コメントが書いてあったこと。

そんなことを思い返し 私は望まれて生まれてきたんだということを改めて感じるきっかけをくれた

一冊でした。

そしてこの本の中にある「パパのカメラ」というエピソードを読んで思い出したこと。

私の10歳の誕生日に最初で最後の誕生日会を開いてくれたこと。

すっかり忘れていましたが 祖父の介護で大変な中 部屋を片付け ご馳走を用意し

サプライズで31のアイスケーキを用意してくれた母。

日々の仕事に追われる中 今思うと本当に大変だったと思います。

「なんでうちだけパーティーをしてくれないの?」と泣いて過ごした数年間。

経った一度だけだったけど 母の精一杯の愛情だったのだと改めて感じました。

普段 忘れてしまいがちなこんな気持ちを思い返させてくれた一冊。

ぜひ一度 読んでみてください

サンクチュアリ出版 友友会ファンサイト応援中

姫乃   2011-07-30 05:27:34 提供:株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

企業紹介

株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

サンクチュアリメルマガ発信中! 登録お願いします!
http://www.sanctuarybooks.jp/magazine.shtml

サンクチュアリ出版=本を読まない人のための出版社

本をもっとシンプルで面白いものにする。


ONE AND ONLY

つねにサンクチュアリらしいやり方にこだわり続ける。


BEYOND ALL BORDERS.

ジャンル、職業、カルチャー、世代などすべての壁を越える。



ワクワクすることに対して忠実に。

ぶっ飛んだ目標に向かって。

できるだけ丁寧に近づいていく。


単純に「すごい!」と思う人たちと、

単純に「おもしろい!」と思う本を生み出していく。


そして、本を通じて、世界中の人たちとひとつになる。


そんな出版社でありたい。

すべての読者に愛をこめて。


------------サンクチュアリ出版

書籍・雑誌(読者) のイベント(商品モニター募集・無料サンプル・試供品情報)を探す