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読書をしない私が読みたい本

 
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この世で一番大切な日

 
 

 
 
 
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この本が生まれたきっかけ
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私は昔から〝誕生日〟が大好きです。

誰かにプレゼントをあげたり、もらったりするのはもちろん、みんな「お祝いしてあげよう」と思うあの温かい雰囲気が好き。いい思い出もいっぱいあります。

みんなはどうなんだろう? あるとき気になって、ライブで「みんなには〝忘れ られない誕生日〟ってある?」って質問してみたら、全国からたくさんのエピソードが寄せられました。それが、どれもこれも本当に感動的な話ばかりで、た だでさえ“感動しい”の私はもう号泣しっぱなし。

〝こんなにステキな話をひとり占めするのは絶対もったいない!〟
そう思ってライブのときに1話ずつ紹介したら、お客さんたちも真剣に耳を傾け てくれて、中には涙を流してくれた人もかなりいて、「やっぱ、誕生日っていい ものだよねー」って確信したのです。
そんな感動をどうしても伝えたくて、本まで書かせていただくことになった次第 です。

ここに集めたのは、私が特に大好きな〝心温まるお話〟ばかり。
あなたの大切な人を、大切にするきっかけにしてくれたら嬉しいなと思います。

By 十川ゆかり

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エピソードの一話分をご紹介
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書籍「この世で一番大切な日」より
公式サイト http://www.sanctuarybooks.jp/birthday/

■見知らぬおじさん



離婚するとき、私は妻と2つの約束をした。ひとつは年に一度、娘の誕生日だけは会いにきてもいいということ。もうひとつは、そのときに自分が父親であるという事実を娘には明かさないでほしいということ。
自分が父親だということを言えない。それは私にとってつらい決まり事ではあったが、娘にとってはそれが最良の選択だあることもわかっている。年に一度、娘の誕生日を一緒に祝えるだけでも感謝しないといけない。

それ以来、娘の誕生日にはプレゼントを買い、ふだんは着ないスーツを着て母子に会いにいった。
元妻は私のことを「遠い親戚のおじさん」と紹介した。娘も冗談なのかなんなのか私のことを「見知らぬおじさん」と呼んだ。



娘が小学校にあがる年のことだ。
例年通り私がスーツを着てプレゼントを持って母子のもとを訪れると、元妻から「もう会いに来るのは最後にしてほしい」と言われた。
そろそろいろんなことを理解してしまう歳だからと。
それが理由だという。
私にはわかっていた。
新しいことがはじまろうとしているのだ。
娘にもやがて一緒に誕生日を祝う同級生ができるだろう。
元妻は、再婚を考えているかもしれない。
そんなところに "見知らぬおじさん" がいてはいけない。


それ以来、母子と会うことはなくなった。
だが娘の誕生日だけはどうしても忘れられず、毎年プレゼントだけは贈り続けた。筆箱や本などささやかなものを、差出人の欄になにも書かず送った。
それを元妻が娘に渡してくれていたかどうかはわからないが、ただ「娘の誕生日を祝う」という行為だけが小さな楽しみになっていたのだ。

それも、娘が中学生になる年にはやめようと決めていた。
娘からすれば私は知らないおじさん、こうしてずっとプレゼントが届いても迷惑だろう。
娘には新しい未来がある。私も別の道を歩まなければいけない。
ただ娘の幸せだけを願い、英語の辞書を送って最後にした。

それから一ヵ月ほど経ったある日、私のアパートに郵便物が届いた。

差出人の欄にはなにも書かれていない。

小さな箱を開けてみると、中から出てきたのは紺色のネクタイピンとメッセージカード。
メッセージカードを開くとそこには初めて見る可愛らしい文字が並んでいた。



その瞬間はっとした。

その日は、父の日だった。

 
 
いつもはスルーしてるのですが
何気なく読んだエピソード
ふっと、心にジンワリくるものがあって
なんだか他の話も読みたくなったのです
 

毎回同じ行を何度も読んでしまうくらい活字は苦手
でも、そんな私でも読みたくなる本でした
 
 
 
 
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にこたん   2011-05-13 08:17:28 提供:株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

企業紹介

株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

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つねにサンクチュアリらしいやり方にこだわり続ける。


BEYOND ALL BORDERS.

ジャンル、職業、カルチャー、世代などすべての壁を越える。



ワクワクすることに対して忠実に。

ぶっ飛んだ目標に向かって。

できるだけ丁寧に近づいていく。


単純に「すごい!」と思う人たちと、

単純に「おもしろい!」と思う本を生み出していく。


そして、本を通じて、世界中の人たちとひとつになる。


そんな出版社でありたい。

すべての読者に愛をこめて。


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