本を読まない人のための出版社
「サンクチュアリ出版」 友友会さんから、
新刊「会社に頼らず生きるために知っておくべきお金のこと」が届きました

サンクチュアリ出版さんの本って、
私も幾つか読んだことがあるんですけど、
シンプルでいてフワフワとした
可愛らしい雰囲気の本が多く、女子好み

実践的なことでもすごくわかりやすく
噛み砕いていて、読みやすいんですよ～

"本を読まない人のための・・・”って
キャッチフレーズを後から知って、まさに
と思いました（笑）。

さて今回は
２０１１年１０月２８日に発売された、
泉正人さんの本で、
「将来のお金のことが不安だ～～」
「今の会社で働き続けて大丈夫？？」という方に
オススメってことで、
ゆららにピッタリで興味津々でした。

・・・・

・・・・・が。


残念ながら、期待していた内容とは全く違っていました～。すみません


「今すぐに起業や副業を考えてない方でも、知っておくだけで
いざ会社でやっていけなくなったときに慌てずにすむお金の知識が満載」とあったので、
自己啓発や資格取得、貯蓄や節約について、
ライフマネープランの指南書かと思っていました。
（起業や副業などの件は、その一環として概要を述べる・・・みたいな）

しかし、開いてみると、
これが思いっきり「商売＝ビジネス」一色で、

原価や在庫、収支バランスを考えるなど、
経営的なマネープランばかりで、かなり実践的。

なので、起業や副業に興味がある人にとっては、
「先生と生徒」という対話形式の内容で大変わかりやすく、
初心者向けの参考書として良いと思います。



まぁ、題名で自分のように勘違いする人も沢山いそうですねぇ（笑）

一通り読みましたが、
起業や副業を成功させるには道が険しく、
一般人が思いつきで手を出してはいけないなと固く思いました、想像通り（笑）。

ただ、イラストレーターのくだりで、
「自分が絵を描いて売る」＝「商売」として、絵が得意な人は考えがちけど、
需要と供給、効率などのバランスを見て、

「絵を描きたい人」と「描いて欲しい人」のマッチングシステムを作り、
そこから利益を得る、という発想の転換は素晴らしいと思いました。

なにも自ら動くだけが商売じゃない、といいましょうか、
頭の良い人は、世の中の流れをうま～く見極めて、
賢く利益を得る一番の近道は何か、色んな側面で判断するんでしょうね～。

それもまた「起業」ですもんね。


というわけで、夢とバイタリティのある学生さんやビジネスマンさんにオススメします

ゆるまる 　 2012-01-19 00:00:00 提供：株式会社サンクチュアリ・パブリッシング