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戦争やテロの無い世界

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 人類の歴史は、戦争の歴史と、言っても過言ではありません。


 人々の心に恐れや欲望のある限り、戦争や争いの種は尽きることがないでしょう。


 世界中の人々が、平和に暮らせるなんて、所詮絵空事で、人類の歴史が続く限り、戦争やテロはなくならない。


 なんて、思っていませんか? 


 ワタシも、漠然ですが、思っていました。


 実際、ワタシ達は、日本という小さな国の中でさえ、どうしたら皆が幸せに暮らせるか? という問いに答える術を知りません。


 
 この本の、主人公・グレッグ・モーテンソンは、「テロを無くすためには、どうしたらいいのでしょう?」という問いに明快な答えを出しました。


 それはイスラム教徒の女の子の為の学校を作ること。


 子どもを育てる女性が無学であるために、母親は、息子がテロリストになるのを止められない。
 
 母親が(教養を身につけ)、テロに行くことを許さなければ、テロは起こらないのだ。


 グレッグの考えは、いささか短絡的に過ぎはしないだろうか? と鼻白みながら、読み勧めていく。何しろ、グレッグは、ほとんど無一文の登山家だ。


 グレッグは、まず、580通の手紙を書く、上院議員、金持ち、影響力のありそうな有名人に寄付を募るため。


  ここがアメリカ的ですね。


 そして、本当に強力なスポンサーをみつけて、学校を作ってしまうのだ!! 


 もちろん、グレッグの歩いた道は平坦ではなく、K2に登るよりも険しい難所を乗り越えていくのだけれど、そこは本を読んで、お楽しみください。


 この本の表紙には、著者の名前がふたつ書いてあります。


 ひとりは、もちろん我らが「グレッグ・モーテンソン」。もう一人は、「デイヴィッド・オリヴァー・レーリン」……おそらくは、グレッグが話したことを聞いて、デイヴィッドが書いているのだと思います。


 それを頭に入れて読まないと、ときどき引っかかるんですよね。例えば、この本のタイトル『スリー・カップス・オブ・ティー』は、客人にまず、お茶を勧め、時間をかけて、互いの理解を深めようという、イスラムの文化を象徴していると思うのです。


 グレッグは、イスラムの文化に敬意を持っているという感じがしますよね。


 でも、文の中にしばしば、欧米的な考え方や、欧米の教育が「ちゃんとした教育」だと思っているような箇所があるのです。


 ワタシは、あとがきを読んで、やっとそのことに気づきました。もしも、グレッグが、そういう欧米中心主義者だったら、学校を建てることは出来なかったでしょうに。


 この本を読み終えると、『世界の平和』も不可能なことではない、と思えるようになりました。ただ楽天的に考えるのではなく、不可能が可能になるという勇気と希望が得られる1冊です。

メダカ   2010-06-30 03:27:20 提供:株式会社サンクチュアリ・パブリッシング

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