『三省堂書店』
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朝から遠い昔の事を思い出しています。
映画(洋画オンリーですが!)きちがいの私だった
高校生の頃の事です。
鹿児島市、天文館通りにあった封切館で しばしば
スクリーンに熱中していた事の思い出の中に
ある一曲が浮かんで来ます。
「テネシーワルツ」、歌っているのは今は亡き江利チエミ。
映画館横の喫茶店で耳にした曲です。
今も映画音楽集のCDのひとつに収録されている曲ですが
こちらはメロディーだけ。
でも、このCDを聞いていると 不思議に江利チエミを
思い浮かべるのだから不思議です。
「テネシーワルツ」はハンク・ウィリャムが最初に歌った
曲ですが後年パティペイジがカバーして大ヒットしました。
それを日本で初めて歌ったのが江利チエミだったのですね。
英語と日本語がまざった歌詞になっていますけど。
この一連の連想的記憶は 今だけでなくこれからも
変わらないと思うのです。
「テネシーワルツ」の歌詞よりもメロディーが素晴らしい。
そして歌唱力抜群だった江利チエミだからこそ 聴かせて
くれると言う面もあるでしょう。
江利チエミはジャズを日本の隅々へ広げたきっかけを
与えたいわば先駆者です。
美空ひばりと双璧と言われた音楽才能でしたが、若くして
事故死してしまいましたね。
夫だった高倉健さんは チエミの葬儀の日に 葬儀会場の
前でそっと手を合わせて冥福を祈ったと記録にあります。
二人とも別れたけれど 本当に互いを最後まで愛していたと
今尚 語り草。
そんな過ぎ去った出来事まで一枚のCDが 私がまだ
若かった頃まで時間を遡らせてくれます。
amazonを覗いたらありましたよ ↓
テネシーワルツ/ウスクダラ/ダニー・ボーイ
~ 江利チエミ (アーティスト, 演奏), Pee Wee King
みなさんにも そんな思い出の一曲、あるはずですが・・・。
あ、ちなみに 今はすっかり映画館と縁遠くなって
しまいましたねえ。
パソコンで観れるからいいようなものですが(笑)。
impulse91 2009-01-14 08:54:45 提供:三省堂書店
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