2017年、沢の鶴は創業300周年を迎えました。日本酒の名産地である灘の蔵元として、日本全国でお取り扱いいただいていますが、「手に入りそうで、意外と手に入らない」のが、沢の鶴のお酒です。これは、私たちが生産量や安売りを求めず、良い材料で昔ながらの伝統的な造り方を守り続けてきたからです。
米と麹と水だけで造る従来の製法で、純米酒本来のうまさはそのままに、アルコール分を10.5度まで下げるという永年の日本酒業界の課題を解決するなど、沢の鶴はこれまでも新しい技術や商品を生み出してきました。その独自性は酒造業界や小売店・飲食店などの皆様から“ひと味違う蔵元”としてご理解いただいているようです。この“真面目に前向きな酒造りをする”沢の鶴のお酒の魅力を、これからはお客様一人ひとりに直接お伝えしていく機会を大切にしていきたいと思っています。
私たちは、世界から“新しいお酒”と注目されている日本酒文化を大切にしながら、みなさまの毎日の食卓がもっと美味しくなるお酒造りを続けていきます。これからの沢の鶴にどうぞご期待ください。
たかや
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