別に不動産を買おうとしているわけではないのですが、今日は以下の２冊の本を読みました。

宝島編集部編『コワ～い不動産の話』（宝島SUGOI文庫）

水野良佑『家を買う時　必ず！読む本』



『コワ～い』のほうには、

・誰もがうらやむデザイナーズハウスだが、バルコニーが特殊なデザインで防水が不十分で浸水がはじまった

・一階部分をカーポートにした新築木造３階建てで、１階壁面が耐力壁になっていない

という、「・・・ありうるよな」という話から、

・携帯基地局近くのマンションで体調不良続出

・高層階に住む女性の流産率が高い

という「ほんまでっか？！」という話までのっておりました。

あと、マンション管理総研の瀬下義浩代表の談話として「マンションの修繕周期は１２年に１回で費用は１戸につき１００万円がかかる。たとえば６年前に外壁工事をした２０室あるマンションなら、最低でも１千万円は貯蓄がないといけない。それ以下の場合は、管理が不健全化しているとみてよいでしょう」と書かれていました（１４４頁）。国土交通省が目安とする大規模補修工事の実施周期は１２年に1度だそうです。

住宅ローンを３０００万円借りた場合、金利が１％アップすると返済額が５００万円アップするという話もありました。

『必ず！』のほうには、

「ものすごくラフにいうと、一戸建ての建築コスト（工務店に儲けが出ない水準）は坪当たり５０万円」「マンションは・・・１００万円」と書かれていました。デベロッパーはコストの１０～２５％、だいたい２０％の儲けをのっけて分譲するとも書かれていました。



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