今でこそ気が利かない夫だけど、唯一サプライズ的なことをしてくれたのが出会って初めてのクリスマス。当時は付き合ってるような、そうでないような微妙な関係。クリスマスだからって「当然会うよね」という雰囲気ではなかった。ちょうど今くらいの時期に夫（当時は違うけど）が「クリスマスは何して過ごすの？」と聞いてきた。デートのお誘い？と思いつつ「まだ決めてないよ。こっちにいるか帰省するかのどっちか。そっちは？」と返事。すると夫は「教授の手伝いで東北に行くから冬休みはずっと東京離れてるんだよね」ああ、そうかい。彼氏ってわけじゃないし、本人に向かって怒ったりがっかりしてみせるのも何か違う。「そうなんだー。風邪とか引かないようにね」で、その話は終わった。そしてクリスマスイブ。私は早めに一人暮らしの部屋の大掃除をしていた。結局クリスマス過ぎくらいから、帰省することにしたのでその前に。そこに宅配便がやってきた。差出人は夫。「東北の食べ物かなんか？戻ってからでいいのに何でこのタイミング？」そう思いつつ開けると、かわいい箱が。開けるとアクセサリー入れで、私の好きな曲が流れてくる。良く見たら箱の正面のプレートに私へのメッセージや日付も入っていた。これがそのオルゴール。書いているうちに懐かしくなって納戸から出してきた。オーダーしてくれたみたいだし、わざわざそんなプレゼントを贈る相手と思われているのにちょっと感動。お礼の電話をしたら、曲やメッセージだけじゃなく箱の色や絵も私に合うよう選んでくれたらしい。「こういうこと滅多にしないから、僕もわくわくして楽しかったよ」…その後付き合って結婚して、本当にこういうこと滅多にしない人なんだなと実感。でも、あのクリスマスを思い出すと、普段の気が利かなさもちょっと許せてしまう。それにしても。もし私がイブから帰省していたら…年明けに不在票見つけて、感動より申し訳ない微妙な気持ちになっていたかもなあ。ちなみに思い出話のきっかけは成和さんの【早めのクリスマス特別企画】　皆さんのクリスマスプレゼントの『エピソード』募集♪　イベント。今年のクリスマスはどうしようかなと思った時に見つけて参加したのだ。さんは今年、すごいネクタイケースを作った。よくある縦型じゃないこういうの。リボンがかわいい上に、見た目で「あ、ネクタイか」って思われない。サプライズ重視派としては結構重要なポイント。バッグからはみ出していかにもプレゼントありますよ状態も避けたいし。しかも、出張でネクタイを運ぶのにも使える。出張の多い夫には、このケースだけでも喜ばれそう。肝心のネクタイも創業70年の国産ネクタイメーカーSEIWAさんだから、もちろん高品質。種類も豊富でどんな男性にも合うネクタイが見つかるはず。サイトにはネクタイリフォームのページもあって、そんなことまでできるんだとびっくり。手持ちの愛用ネクタイがヨレヨレになったらお願いしようかな。親子deお揃いスタイルも見ているだけで楽しかった。 プレゼントにビジネス用品をもらうと喜ぶ夫。去年のクリスマスはワイシャツお仕立券だったし、今年はネクタイというのも良いかも。地味目なのが好きだから、私の趣味と合わなくて選ぶのがちょっと難しいけど。それでも「自分じゃ絶対選ばない感じで逆に良い」って言ってくれるしなあ。ネクタイは子どもを預けてのクリスマスデートの時に渡して、当日はネクタイピンというのも面白そう。「もうクリスマスプレゼントくれたんじゃなかったの？」って驚いてもらえそうだし。まだ一ヶ月前だけど、もう一ヶ月前。今年も素敵なクリスマスにすべく、いろいろ計画しなくては。まあ、夫は何もしてくれないんだろうけどたまには、あの頃の夫に戻って欲しいなー。興味のある方はどうぞ過去の恋愛話クリスマスプレゼント

pine 　 2011-11-19 14:04:11 提供：成和株式会社