『パティスリー銀座千疋屋』
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私の一番好きなフルーツは桃です。
我が家では夕食のデザートに桃を出すと、必ず旦那が、
「子供の時は、べたべたになるからって裸にされて、丸のままかぶりついていたよ。」
と言います。そして、
「子供の頃は、形のいい桃が食べたくて仕方がなかった。」
と懐かしそうにつけたします。
旦那が子供の頃、彼の実家は桃の生産農家をしていて、味はよいけれど形が悪く出荷できない桃をよく食べていたそうです。
私にしてみると、夏になると飽きるほど桃を食べていたというのはとても羨ましいのですが、旦那にとっては、出荷されていく美人な桃にはすごいあこがれがあったのでしょう。
私の桃へのこだわりはというと、必ず皮を剥いて櫛形に切ってフォークを添えて食卓に出すことです。
これにも子供の頃の思い出が関係しています。私の実家でも桃は、水で洗って丸のままお皿にのせられ、「はいどうぞ」と食卓に出てきました。私はこれがいやでした。自分で皮を剥くと手が汚れるし、かぶりつくと、美味しい果汁がポタポタとこぼれてしまいます。いつも母に、「フォークで食べられるように切って」と言っていましたが、なかなかやってもらえませんでした。
母はフルタイムで仕事をしていたので、疲れて帰って食事の支度をして、さらに桃を食べるための一手間をかける気力がなかったのだと、今ではわかります。
でも当時は、桃をフォークで食べたくてしかたがなかったのです。
だから、今は大好きな桃を櫛形に切ってフォークを添えています。
でも、桃を食卓に出す度に旦那は丸かじりしていた思い出を話すので、4歳の娘は真似をしたくてたまりません。
この子は大人になったら、「母が桃を丸のまま食べさせてくれなかったから、いつも丸かじりするのがあこがれだった。」とか言っているかも知れません。
はなたま 2009-05-30 07:52:02 提供:株式会社パティスリー銀座千疋屋
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