新興出版社ファンサイト/きみは知らないほうがいいの口コミ(クチコミ)・レビュー(mikaさん)

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レビュー

モニターでいただいた本を読みました岩瀬成子の「きみは知らないほうがいい」児童書なんて久しく読んでないけど、タイトルに惹かれて!決して明るいお話ではないですこれ、実際に主人公の米利ちゃんと同世代の子(小学校高学年ぐらい)が読むには精神的にちょっとしんどいかも文体的には乙一さんとか好きな人は読みやすいんじゃないかと些細なきっかけでクラスから浮いてしまった子を無視したり仲間はずれにしたりいじめとして括るには微妙なラインの、きっとどこの学校でも日常的にあるような風景が子どもの視点で描かれていますすごくリアル「きっとだれも悪くない」って思える米利ちゃんはとても大人ですね子どもらしく振る舞うのって本当に大変私が子どもだった頃よりも、今の子たちは学校でも家でも何かと気を遣いながら生きてるんだろうなあ共感できる部分もあるし、自分が小学生だったときのことを思い出しながら読んでた特に何か大きな事件が起こったり展開があったり…っていう話ではないけど、面白かったです子どもに読ませるというより、小学生ぐらいのお子さんがいる大人が読むほうが刺さる本だと思いました新興出版社啓林館・文研出版のページファンサイト参加中
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投稿日時:2015/09/03 : Merciless Sky 提供:株式会社新興出版社啓林館

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きみは知らないほうがいい

価格:1,512円(税込)

きみは知らないほうがいい 岩瀬成子 作 長谷川集平 絵 第62回「産経児童出版文化賞」大賞受賞作品! <編集者から> 子供たちの内面をえぐるように描いた、岩瀬成子さんの渾身の作品です。「いじめ」という言葉では表現できないことが渦巻いている学校を、子供からの視点で描いています。長谷川集平さんの絵が、作品をより深いものにしています。 <あらすじ> 米利は、あまり話したことのないクラスメイトの昼間くんとバスでいっしょになる。どこへ行くのか聞いてみると、「きみは知らないほうがいい。」という。米利があとをつけると、昼間くんは駅の地下通路で知らない男と会っていた。 http://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/978-4-580-82232-0/

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