『新興出版社ファンサイト』
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皆さん、こんばんは。 今日はなんだかお天気が悪くてジメジメなので 体調がちょっぴりすぐれないごまです。。 まあそれ以外の大きな理由もあるのだけどね。。 さてさて、考えても始まらないので 気持ち、切り替えていこう。 いつの時代でも、なかなかなくならないいじめ。。。。 今回はそんないじめがテーマである本を モニターさせて頂きました。 きみは知らないほうがいい 岩瀬成子 作/長谷川 集平 絵 新興出版社啓林館・文研出版のページファンサイト参加中 第62回産経児童出版文化賞 大賞受賞作品で、 米利(めり)は、あまり話したことのないクラスメイトの昼間くんと バスでいっしょになる。 どこへ行くのか聞いてみると、 「きみは知らないほうがいい。」という。 米利があとをつけると、 昼間くんは駅の地下通路でホームレスの人と会っていた。 という感じで物語は始まります。 内容を読んで、本当にどこの小学校でも起こりそうな日常で ふとしたことで起こるいじめだと思いました。 それでも、本当に深く、考えさせられる内容だなと感じました。 「先生がいじめはだめだと話しても スライムのように形をぐにゅぐにゅとかえながらいじめは起きて なくならない。」 ほんとうにそうなのかもしれません。 いじめの大小にかかわらず、ほんのささいなことが原因で いたるところでいじめは起こっているんだと思います。 きっかけは本当にちいさなことでも、いつの間にかどんどん 話は大きくなり、少しずつクラスメイトのみんなとの間に壁ができ 気づけばクラスでひとりぼっちになる。 「教室の海の中で、小さな島に一人取り残されている気がした」 主人公の米利ちゃんはそう表現していたけれど、まさにそういう 状況なんですよね。 挿絵の米利ちゃんの姿がせつなくなります。。。 本の中で、クラスメイトが昼間くんをからかうとき 「みんなのにたにた笑いからとろーり、とろーり、汁がこぼれている。 腐った果物からながれ出す汁のように、甘い香りと 鼻をつくような腐った臭いがまじっている。・・・・・・・」 という表現が出てきて、 すごくリアルな表現だなと読みながら嫌な気持ちを感じました。 いじめられる側にも理由があると言われるかもしれないけれど、 だからといって決していじめを肯定してはいけない!! そう思います。 私もいじめられた経験があるので、 この本の子供たちの気持ちはとてもよくわかりました。 私の場合は、私の性格と多分矯正していたのが原因。 大きな小学校ではありましたが、田舎でまだ一人として 矯正をしている子がいなくて、珍しかったのだと思います。 同学年の他のクラスの子はもちろん、別の学年の子たちも 「銀歯の子がいる」とよく見世物ののように見に来ていました。 しかも私はどちらかとういうとおとなしくて、 嫌なことがあっても、怒られてもへらへら笑っているような子だったので 余計に面白がられてんだと思います。 今の私だったら考えられないけど。。 間違いなく文句も言えたし、だから何?って気にもしなかったはず。 それに、今じゃ矯正させてもらったことを本当に感謝しているし。 小学生のころの私は、、、自分から見てもジト~としていた 陰気くさい子だったと思います。 だからといって、いじめていいかといえばそうではない。 そういう経験があったからこそ、今の私があって 人の気持ちを理解できる人になれたとは思いますが。 私の子供たちも小さからず、そういうことに直面したことは 今まで何度かあります。 そういうときは必ず「自分だけは自分が嫌がることを人にしてはいけない」 と教えています。 なかなか、標的にされている子の味方になってあげることは 難しいと思います。 助けたら、次は自分かもって防衛心もでてくると思うし。 それでも、そっと手をさしのべてあげられるような 優しい子供たちが増えたら、きっといじめは すこしずつ減るんじゃないかと、この本を読んで 改めて考えさせられました。 この米利ちゃんは、そよそよと同級生だけど、、、、 考え方がしっかりしていてとても六年生とは思えない。。。 こんなにしっかり物事を考えられる六年生は うちの学校にいったいどれくらいいるのかしら。。 ちなみにそよそよ、この本を読んで「なんだか難しい。。」と 途中で断念してしまった せっかくならぜんぶ読んでほしかったな。。。。 とても考えさせられる本なので、皆さんもぜひ一度 読んでいじめについて考えてみてください。 いつも応援有難うございます。 1ポチ励みになります♪ ブログネタ:長距離移動中はなにしてる? 参加中 新幹線なら本を読んでいるか、仮眠ですね。 そして車で移動なら、帰省のときは だいたいDVDを見ています。 帰省は行き帰りで映画4本くらいは観れちゃいますw
プチごま 2015-09-16 17:50:47 提供:株式会社新興出版社啓林館
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