『NPO 自然・自分かい』
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わたしは、おばあちゃんっ子だった。
父の母だが、小学校に入っても、帰宅すればほとんど毎日おばあちゃんを追っかけていた。
台所から庭まで、トイレ以外はいつもそばにいた。そんな調子で友達も少なく、傍から見ればババアコンプレックスで情けない小僧だったことだろう。
当時、家の庭は、おばあちゃんが考え、名前なんか知らないが、ツツジとかアジサイとか色々な植物が植えてあった。日本庭園風とでも呼ぶのか?小さな池には金魚がいて、その上には石(コンクリートだったかも)の太鼓橋も架かっていた。わけのわからない盆栽や石灯籠も点在していたと思う。
おばあちゃんは、そんな小さな庭を縁側から眺めているのが好きだった。
そんなわたしの思い出の中にある石にまつわるエピソードのひとつ。
その日は雨だった。いつものように学校から帰ると、おばあちゃんのすることを眺めていたり、形ばかりとはいえ一応手伝いもやった。
そして、縁側で座っていた。
すると、雨に濡れる背の高い庭石に動物みたいな模様があることに気付いた。
確か緑っぽい石だったが、普段は白っぽく、これといって特徴も無いのだが、濡れると模様が浮き出るらしい。おばあちゃんは自慢げに、そう聞かせてくれた。
この話にオチは無い(^_^;
owlish 2009-12-16 16:06:37 提供:NPO 自然・自分かい
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