NPO 自分・自然かいさまからの企画です！！

あなたやご家族の「物忘れ」に関するお話大募集！

物忘れですか~認知症の人にかかわる機会が多いのですが、今回は
ちょっとした物忘れについてのお話をしたいと思います。これは母に関する
話です。

母はもうすぐ60歳を迎えます・・歳相応の物忘れが時折見られる事が
あって、この間酷かったのが、朝あった時に話した話をそのまま夜ご飯のとき、
そうしてご飯を食べ終わってお茶を飲んでる時と、一日のうちに三回も
同じ話をしてきた事がありました。

「その話朝もしよったがね」と言えれば簡単な事ですが、最近物忘れを
少し気にし始めるようになった母にとっては、その言葉はきっとコタエルでしょう。


そう思った私は、そのままその話を同じように聞いて、相槌を打ったのです。
結局私がした事って、「本当のやさしさ」だったんでしょうか？

母は物忘れを傷ついたかもしれない、でも伝えてあげることで、やはり
一緒に解決策を考えていく方が本当のやさしさではないでしょうか？！

後から考えてみると、そう思うようになったのです。

そうしてその解決策のひとつとして、私が母に勧めたのは、とにかく
一度紙に書いてみることです。


聞く、見るだけではなく、紙に書き、そうして声に出すことで、より忘れ
にくくなるのです。メモを取り、それを常に見る習慣はよくないと思いますが、
字にして書くと、かなりの率で物忘れは防げます。

昔テストの前の日徹夜で勉強したとき、かならずやっていたのが
これでした。口に出しながら、紙に書くことです。口に出すだけでは
やはり忘れてしまうのです。出来る限り五感のすべてを使うようにして、
そのものの感覚や、食感も同じ・・・例えばその時に流れていた音楽でも
良いんです。それを思い出せるヒントとなるものを、何個か集めて一緒に
覚えておくのです。

私自身も物忘れが激しく、特に一番苦手なのが、人の名前を覚えることです。
特に芸能人に関しては全くだめで、顔が浮かんでくるのに、名前が出てこない
と言う事が多々あります。

やはりそんな時も、その人の顔をTVで見ながら、紙に書いてみるのです。
ついでに出てるドラマ、その主題歌なんかも思い浮かべたり、キーポイントとなる
ワードをくっつけて繰り返し頭に叩き込むのです！！

例えば　「サムライ・ミウラ」　三浦春馬君のことです。

とにかく紙に字を書く習慣って最近ないですよね？パソコンや携帯電話の
普及で、紙に向かうこともないので、物忘れは若い内から始まってしまうのです。

毎日何でも良いので、字を書く習慣をつける事は大事だと思います。
あくまでもそれはメモを常にとる習慣を付けることとは違いますよ。
メモを取るのが癖になってしまうと、逆に自分で覚える能力が衰えてきます！！

物忘れ防止には、紙に一度書いてみて、テンポよくリズムで覚える！！
それを感じ、キーポイントと一緒に覚える・・・そうするとかなりの率で物忘れ
少なくなります。

NPO 自分・自然かい
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エミリー 　 2009-11-07 08:18:40 提供：NPO 自然・自分かい