読書の秋なので、健康オタクの血が騒ぐ

１冊を読んでみました



その名も・・・「血液力」

食べ物を、タンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、

ビタミン、と言う今まで気にしていた栄養学的

な見方で選ぶのではなく、陽性・陰性 いう

食べ物の持つエネルギーや酸性・碱性

（アルカリ）という食べ物が血液にどう反応

するかというこをベースに選び、良い食べ物を、

正しい組み合わせで食べて、血液をきれいにし、

健康なBODYをGETしよう！という、千坂式食

療法のお話です。



著者が推奨する千坂式食療法の調理法は



皮をむかない

あくを取らない

なるべくきらない

繊維が柔らかくなるまで煮炊きする

梅干しとともに煮る



味付けには３年以上寝かせた味噌と醤油と

梅干しを推奨しています。


ちなみに千坂式の食べ物の物差しは・・・


陰性　血液の濃度を薄め、新陳代謝を低下

　　　　体を冷やす　体を　ゆるめる



陽性　血液を濃くする　新陳代謝をUP

　　　　体温を上げ、体を引き締める



酸性　血液を汚す

碱性　血液をきれいにする



例えば毎朝食べたり、ジュースにして

飲んでいるフルーツや豆乳も、栄養学的には

ビタミンが補給できたり、植物タンパク質が

とれたりで、体＆健康に良い！とされている

食品ですが、千坂式のものさしで分類すると、

陰性ｘ酸性の食品となり、食べすぎると血液が

薄くなり、臓器の機能が低下させてしまうそう。



読めば読むほど、自分の食事が酸性かつ陰性で、

アチコチに不調を感じる今の自分の体調の悪さ

の原因になっているのだなぁ・・・としみじみ実感。



千坂式食療法にトライしたいわ～と思っても、

６時間以上炊いた玄米だとか、何時間

も煮たごぼうを頂くなど、自分で料理していない

私でさえ、ちょっとハードルが高い食事内容。



専業主婦の母に作ってもらうのさえためらう

時間の係る調理方法です。



食事の内容自体はそんなに豪勢ではないけれど

推奨の調理法で料理された料理は、手間暇が

かけられかなり贅沢な食事だと思います。



日中仕事をしていると、実践するのはなかなか

難しいけれど、栄養素以外にも、こんな食事や

食材の選び方があるのだなぁ～という知識が

非常に参考になりました。



食事を変えることはなかなか難しいけれど、

いつも外食しているランチタイムで、今まで

とは違ったメニューをチョイスしてみよう

という気になりました。



食べたもので体はできる・・・

そんな当たり前のことを再確認でき一冊です。




健康に関心のある方は、是非、一度、

読んでみてね！

little-my30 　 2012-10-31 00:00:00 提供：株式会社食健