『ハリキリママのおしゃべりコミュ二ティ』
アクセスいただきありがとうございます。大変申し訳ございませんが、当ファンサイトは
モニプラ内でのサービスを終了させていただいております。
終了したイベント、モニターに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
お問い合わせ先 |
湘南ゼミナール |
---|
高校三年生の冬、大親友と喧嘩別れをした。
中学生の頃から友達だった私たち。
同じ高校に行こうね!と約束したけど頭の悪かった私は担任の先生に「ランクを1つ落としなさい」と言われた。
でも彼女に勉強を教えてもらいながら必死に必死に勉強をして同じ高校に行けることになった。
私の隣にはいつもあの子がいて、あの子の隣にはいつも私がいた。
それが当たり前になっていた。
だけど高校生活の中で新しい友達がお互いにできはじめた。
いつも隣にいたあの子は、私じゃない誰かの隣にいることが多くなった。
なんだか寂しくて私もあの子じゃない友達の隣にいることが増えた。
あの子の笑い声が聞こえるとイライラするようになった。
どうして、私じゃない誰かと笑ってるの?
あの子を取られた気がした。
嫉妬...そんな気持ちが溢れて、そこからどんどん避けるようになってしまった。
ある時、別の友達からあの子がこんなこと言ってたよと聞いた
新しい友達ができて、その楽しさについ夢中になっていたけど私たちが大事な友達というのに変わりはない、ってこと。
避け出した私や、笑ってる私を見てあの子もイライラや嫉妬をしていること。
気持ちは全く同じだった。
どちらかが歩み寄ればすぐにでも元に戻れると思った。
でも私はできなかった。
何て言って歩み寄れば良いのかわからなかったから。
あの子もしてこなかった。
お互いに意識しながらも高校三年の冬からは一言も交わすこともなくなって遂に卒業式を迎えた。
あれから5年。
私は結婚をして、夫とアルバムを見ながら当時の説明をしていた。
写真には必ず私とあの子の最高の笑顔が溢れていた。
ページをめくるたび楽しかった思いでばかりを思い出す。
だけど...
友達たちと撮影した卒業式の写真の中に、あの子はいない。
「よく一緒にうつってた子がいないね?」
と聞いた夫に、私は何も言えなかった。
時々、別の友達からあの子のことを少し聞くだけ。
あのとき意地を張らずに、歩み寄っていたら...
蟻華 2012-03-03 14:07:49 提供:湘南ゼミナール
Tweet |
湘南ゼミナールは受験指導を核として幼児から小学生、中学生、高校生の「成長と自立」をサポートしています。湘南ゼミナールが育みたいのは「夢の実現に向けて自ら学び、成長しつづける力」。
勉強だけではなく先を見据えた「力」を身につけてもらうため
①自ら考え、判断し、行動できる自立した人を育成する。
②高い目標を持ち、常にプラス思考で努力できる人を育成する。
③人の痛みが理解できる優しさと思いやりを持った心豊かな人を育成する。
これら3つの教育理念に基づいて教育を行っています。
それがカタチとして表されているのが湘ゼミオリジナルの「QE授業」。
テキストをほとんど使わず、授業内に出来る限り多くの「考える」機会を子供たちに与えることで、本来の力を引き出し、受験後にも役立つ「自ら考える力」を伸ばすことが出来ます。
数多くの成功と失敗を積み重ねながら成長する子供たちを情熱を持った講師陣が全力でバックアップしています。
ぜひ、湘南ゼミナールの熱い教育に触れてみてください。