これは、私の大学時代の話です。

私は、大学に入り、ずっと憧れていたサークルに入りました。
サークル活動は楽しく、毎日が目まぐるしく過ぎていき
先輩や後輩との関係もよく、毎日が充実していました。

秋になり、学園祭シーズン。

私たちのサークルも、学園祭は一大イベント！！
集大成と言ってもいいくらいです！！

ということで、学園祭前日。
準備のため、集合時間は朝の9時。

ところが。。。。。

時間通りに来たのは、私だけ（－－；

「え？集合時間間違えた？？」

とサークル掲示板や、メールを確認しても時間は9時であってる。

なんでなんで？？？？と思ってると・・・・

遅れること15分。部長到着。

それからちょっとずつ人が集まり始め、

全員がそろったのは、12時を過ぎたころでした。


私は、何も言わずに準備をしていました。

ウダウダいう暇もなかったので。


全ての準備が終わったのは、予定終了時刻を2時間過ぎた午後8時。


部長が「お疲れ様ー。明日から頑張ろうねー」

と締めくくろうとしたその時

「ちょっとまって」と私は言いました。



「今日の集合時間、何時だっけ？部長。」

から始まり、全員を正座させて厳しく問い詰めました。

集合時間までに誰も来ないのはどういうことか？

学園祭を成功させる気はあるのか？

そもそも、やる気がないなら、もうくるな。

などなど・・・・



普段はあまり怒らない私が怒ったのでみんなびっくり。


一人一人に反省の言葉を言わせてその場は解散。

明日は、当日準備のため7時集合を言い渡しました。



翌日・・・・かなり早めの集合。

どーせ遅刻者続出だろなと思いながら7時前に行くと・・・

なんと、ほとんどの部員がそろっていました！！

「おはよー。昨日はごめんねー」

「早めにきて、終わらせれること、終わらせといたよー」

そういう、仲間たちの言葉がとてもうれしかったです。



それまで、私は、嫌なことや納得できないことも黙っていることが多かったです。

言っても無駄だと思ったから。


でも、この時の出来事が、信頼できる仲間にはいいたいことを言って、

改善したほうがいいことは、改善できるんだ！と教えてくれました。



この出来事のおかげで、私は人に意見を言うことの大切さを学んだように思えます。


自分が我慢すれば、滞りなく行く・・・・のも事実かもしれませんが

仲間や同僚を、より良い方に導くための意見も必要だということを知りました。

きるる 　 2013-05-08 22:59:51 提供：湘南ゼミナール