『ハリキリママのおしゃべりコミュ二ティ』
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娘は、小学校5年生の時から中学校3年生までの5年間
学習塾に通っていました。
そして、とうとう本領発揮をする高校受験が
やって来たのです。
娘の志願校はA校たった一つでした。
何故なら家から徒歩10分で行ける近い場所に
あり交通費は全くかかりませんし
何と言っても学区で一番の進学校だったからです。
だからと言って、娘は優秀でも天才でもありません。
毎日、塾と家で頑張って勉強していたのですが
点数が全然伸びないんですね~。
それでも「りん、頑張るから。絶対A校を
受けるから。志願変更なんて絶対にしないから。」と
言って毎日夜遅くまで勉強をしていたのです。
ところが、志願変更日の前日の夜
塾の先生から、志願変更するようにと電話が
かかって来たのです。
娘は一人っ子で初めて体験する事が多く
分からない事ばかりだった私は、塾の先生に全てを
任せていましたので、塾の先生の言うがままに
娘に言ったのです。
「りんちゃん、今、塾の先生から
電話がかかって来てね、志願変更しなきゃ
駄目だって。」と。
娘の目から今にも涙があふれ出しそうでしたが
娘は反論する事もなく了承したのです。
翌朝、ベッドで寝た状態で
「ねぇ、ママ、あと15点アップさせれば
A校に行けるんだよね。」と言った
あの時の娘の言葉を今でも忘れる事が出来ません。
翌日、2人で手続きをしに本来の志望校であったA校と
受験する事になったB校へ行き、志願変更をしたのでした。
志願変更をする日の朝、
担任の先生が「何でりんちゃん、志願変更
しちゃうの?」と言ったそうです。
同級生のお母さんにも「何で志願変更なんて
しちゃったの?」と言われ、愕然としたのですが
後の祭りでした。
そして、合格発表の日。娘は当然のごとく
合格したのですが、何とも悲し過ぎる事件が
起きたのでした。
何と娘よりも内申点も入試の点数も遥かに
低かったCちゃんがA校に合格していたのでした。
Cちゃんは、娘よりも全ての教科において
点数が低かったそうで、塾の先生にも
周りのお友達にも「A校は無理。志願変更
した方がいい。」とずっと言われていたそうです。
それでもCちゃんは「落ちてもいいの。
とにかくA校を受けたいの。」と言って
いたそうです。
そして、Cちゃんは見事合格したのでした。
娘は、念の為、私立も併願しており合格していたのです。
ですから、おもいきってA校を受けさせる
べきだったのです。
Cちゃんが合格した話を聞いた時は
正直、とてつもない後悔の念が押し寄せ
親として、やりきれなくて辛くて仕方が
なかったのですが、そんな私の気持ちを察してか
娘が「でもさ、りん、A校だったら緊張して
答えが書けなかったかもしれないからB校で
良かったよ。」と笑顔で言ったのが、
せめてもの救いでした。
娘のクラスで志願変更をしたのは、娘
たった1人だけだったそうです。
娘と仲が良かったお友達は、全員A校へ
進学する事となり、娘だけが電車とバスで
通わなければならない遠いB校へ通う事と
なりました。
塾の先生の立場としては、やはり
受験に失敗させてはいけないと考えるのが
普通なのでしょう。
ワンランク下げてでも良いから
合格させなければいけないのかもしれません。
志願変更をしなかったばかりに高い
授業料を払って私立の高校へ3年間
通う事になる場合だって、実際には
ある訳ですからね。
けれど、こういった辛い経験をした親の立場から
言わせて頂けるのであれば
「生徒の力を信じて、第一志望校を受けさせて
あげて下さい。精一杯頑張って駄目だったなら
諦めがつくというものです。受ける前から
諦めさせないで欲しいのです。」
今さら後悔しても遅いのですが、
もっと周りの人に沢山相談すれば良かったな~って。
もっと娘の実力を信じてあげれば良かったな~って。
そして、今でも時々思うのです。
あの日、あの時、塾の先生から
1本の電話がかかってさえ来なければ・・・って。
娘がA校へ進学していたなら、今とは全く違う
別の人生を歩んでいたに違いないのですから。
Happyまみりん 2010-12-07 21:15:56 提供:湘南ゼミナール
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湘南ゼミナールは受験指導を核として幼児から小学生、中学生、高校生の「成長と自立」をサポートしています。湘南ゼミナールが育みたいのは「夢の実現に向けて自ら学び、成長しつづける力」。
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