あれは確か高校2年生の時でした。
学期末テストで大ハプニングが発生しました！
あまりよろしくない学生の私は、いつもテスト勉強は前の日の一夜漬け。
それでもそれなりに頑張ってやっていたのですが…。

ある学期末テストの日。
学校に行くといつものように友達と「勉強した～？」「まぁまぁね～。」なんて会話をしていました。
そして次の瞬間！
友達の一言に、私は冷や汗をたらしたのです。

「○○先生（世界史の先生）、細かいトコつくからね～。いやらしいよね～。」

「えっ？今日って、日本史のテストでしょ？」
「何言ってるの？日本史はあさって。今日は世界史だよ？」

が～ん！
世界史なんて、教科書もノートも1ページも見てませんけどっ！
テスト開始まであと5分。
あわわわわ…
ど、ど、どうしよう。

ただでさえ苦手な世界史。
焦った私は、とっさにクラスで一番勉強ができると思われる友達のところへ行き、
絶対に出そうな言葉を３つほど教えてもらいました。
え～ん、カタカナだし覚えずらい！！
でも、なんとか３つを暗記。
そしてテスト開始。
私は、選択問題とその３つの言葉に賭けました。

結果は…
最悪でした。
選択問題ははずすし、友達に教えてもらった言葉も本当に出たけど違うところに書いちゃうし。
（こんなことなら覚えるの１つにして全部同じ言葉書けばよかった。）
点数は9点。
二桁行きませんでした…。

後日先生に呼び出され、こんな点数をとられたのは教師生活初めてとのこと。
事情を説明したら、歴史に関する本を読んで感想文を提出したら成績を考慮してくれると言ってくれました。
もちろん、心を込めて（？）書きましたとも！
そうしたら、本来10段階評価で「１」だったはずの成績が、なんと「４」までランクアップ！
先生！ありがとう！！
私の高校は、ひとつでも「１」があると進級できない決まりだったので本当に感謝です。
しかも「２」じゃなくて「４」なんてくれちゃって。

それにしても焦りました。
こんなことがないように、勉強はしっかり前もってやるべきですね。
それ以前に、テスト日の確認はしっかりしないとですね。

学期末テストで起きた大ハプニングでした。

みのり 　 2011-10-03 13:48:29 提供：湘南ゼミナール