皆さん、こんにちは。
大槍太郎です。

今日は、名古屋国際会議場で開催されている、名古屋オーディオフェスタ2015に行ってきました。

それはそれは垂涎の超高級オーディオのオンパレード。

アレも！

コレも！

ソレも！

どれも凄い値段のするオーディオだらけでございます。
とりあえず片っ端からカタログ集め職人となり、もれなく収集。

メーカー毎に行われている試聴会での解説を熱心に聞き入るオーディオマニアたち。
女性は皆無。
しかもオジサンが圧倒的に多いです。
オーディオに興味があった世代は、たぶん小生たちが高校生くらいだった時代が最後かもしれませんね。
その後に出現したウォークマンから、スマホで聴く音楽が主流になった現在、このような大きな筐体を数台も積み重ねて音楽を聴くなんてナンセンスかもしれません。
でもソソるんですよね、何故か。

ところで今回、ちょっと自分でもビックリするような体験をしました。

このヨシノトレーディングという会社のブースでの試聴会の出来事なんですが、80年代の日本の歌謡曲のアナログ盤だけをかけ続けるという、かなり特殊な試聴会でした。
始まる前に「ちょっと合わないかもしれないな？」と思い、席を立とうと思ったんですが、部屋が暗くなったこともあり、とりあえずそのまましばらく聴くことにしました。


数曲のアナログ盤の中からチョイスした曲を順番にかけていくというスタイル。
その曲をチョイスをしたのがこのＡ氏。
見た感じ、小生よりも年齢は若め。
その彼の選曲にグッときてしまったんです。
まさにツボな選曲とでもいうんでしょうか。
当時はあまり興味のなかった歌謡曲なんですが、今、こうして高級オーディオであらためて聴いてみると、久保田早紀の「異邦人」から始まった曲が、村下孝蔵の「初恋」ぐらいから急に胸にズシンと響いてきて、森昌子のＮＨＫホール15周年コンサートの「先生」で一気に涙腺を刺激、ラストの美空ひばりの「愛燦燦」でついに涙が止まらなくなってしまいました。
部屋が暗かったからいいようなものの、もし泣いているところを近くに座っている人にでも見られたらと思うと冷や汗物です。


今までも、感動した曲というものはたくさんありますが、鳥肌は立っても、泣いたという記憶がありません。
映画ならいざ知らず、音楽だけで泣いたのは初めてです。
Ｊ-ＰＯＰ、歌謡曲もこうして聴いてみるとイイもんですね。

14時からは、ピンクフロイドの「狂気」だけを聴き続けるという、これまた何とも凄い試聴会を行うとの事、物すごくソソられたんですが、時間の都合であきらめました。
今日はこのヨシノトレーディングの試聴会を聴くことができただけでも、このオーディオフェスタに来た甲斐があったと思っています。

さらに、別フロアで行われていたパイオニアのＡＶアンプの新システムについての試聴会にも参加。
トランスフォーマーのメチャクチャに迫力のある映像を、5.2.4チャンネルという凄いサラウンドで体験。


メインホールがいやに込んでいると思ったら、HKT48の握手会をやっていました。
先ほどまでのオーディオフェスタにいた人たちとはあきらかに違う人種の方たちがウジャウジャいました。
さあ、家に帰ったら、今日見てきた高級オーディオには到底及びも付かない我がオーディオで、久しぶりにイイ音楽でも聴くとしましょうか・・・。

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大槍太郎 　 2015-02-15 17:16:59 提供：株式会社ブルームーン・ジャパン