石鹸といえば、で　たいていの人が思い浮かべるであろう「牛乳石鹸」。

昔ながらの日本を代表する石鹸であります。


ご存知赤箱と青箱。


両方知っているけど、どう違うか、というのは結構知らない人も多いのでは？


赤箱はミルク成分にスクワランが添加され、薔薇の香りのしっとりタイプ。

青箱はミルク成分のみの　ジャスミンの香りのさっぱりタイプ。

なんだそーです。ほえー　(｡･∀･)つ〃∩ﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰ




今回はそんな牛乳石鹸が満を持して送り出してきた「キューピー　全身ベビーソープ」をお試し。







我が家には2歳1ヶ月の息子がいるのですが、まあ、生まれてこのかたナンヤカンヤで結構いろんなボディーソープを使ってきました。


アカチャンホンポの「ちゅるちゅるにゅうにゅう」

ジョンソン＆ジョンソンの「ベビー全身シャンプー」

ピジョンの「全身ベビーソープ　泡タイプ」

そして　一番のお気に入り　サラヤの「アラウベビー　泡全身ソープ」 。





あとはサンプルではありますが、資生堂「2e　ベビープラス　ソープ」 　も使いました。




今は赤ちゃん用品店の閉店セールで特売だったチュチュベビーの「パパあらって　全身用泡ソープ」です。本体＋詰替えで200円だったもんで・・・。


あとは　このお試しの「キューピー」と「すべすべみるる」「ミノン」「アトピタ」くらいでコンプリートでしょうか。ここまで来たらコンプしたくなってきた・・・。笑



赤ちゃん用のボディーソープに、私が求めるのは「安全性」「保湿力」そして　「使い勝手」。




固形タイプはやっぱりダメでした。まだねんねで太ももの上に乗っけて洗ってる時代は良かった。

しかし、あっという間に子供は成長。ハイハイし、たっちし、あんよする。泡立ててる間に　何するやらわかりません。となると、やっぱりフォームソープは便利。


あと　洗いあがりが滑るのはダメでした。子供落としそうになる。


まあ、今回はキューピーのお試しがメインなのですが、せっかくなので、今まで使ったもののレビューも軽く書いておきましょう。




アカチャンホンポの「ちゅるちゅるにゅうにゅう」

私的にはイマイチでした。確かにしっとりだけど、洗い流したあともぬるつきがあり、子供が動くとすべって落ちる。途中でイライラして買い換えた。ちなみに、同じオリジナルの沐浴剤、1回使って捨てました。天然のオイルのおかげで、滑る滑る。ほぼ使わずじまいで気づけば2年経過してたので・・・。


ジョンソン＆ジョンソンの「ベビー全身シャンプー」

これも上のと同じ感じ。上のほどじゃないけど、滑る。

それに泡が緩い。目に入ってもしみないらしいし、低刺激らしいけど、成分的には安い石油系の合成成分だし、泡が目に入ると沁みるのも勉強のひとつだと思うので、リピなし。


ピジョンの「全身ベビーソープ　泡タイプ」

悪くはない。ごく普通。Ｊ＆Ｊと似ている感じ。成分的にはＪ＆Ｊよりはマシ？ボトルは一番使いやすかった。洗いあがりは割としっとり。良くもなく悪くもなく。


サラヤの「アラウベビー　泡全身ソープ」

唯一の石鹸。成分的には一番安心感あり。何よりこれで洗うとキュッキュッとなり、全然滑らないから抱っこしやすい！香りもラベンダーの香りで、気に入って洗濯用の洗剤もａｒａｕにしていました。未だに基本はコレです。難点は　乾燥しやすいことと、石鹸のためなのか、長期間たつと変質して　変な匂いになる。（実家のとか・・・）

ちなみに、これ　日焼け止めも割とよく落ちます。なので、私もちょくちょく拝借しております。








資生堂「2e　ベビープラス　ソープ」 　

キュッキュと洗える割に　シットリして洗いあがりはいい。でも、固形面倒！やっぱり無理！

しかも高い！おいてるところほとんどない！(T_T)・・・リピはない。






チュチュベビーの「パパあらって　全身用泡ソープ」

格安で入手したので、期待していなかったが、案外良い感じ。滑らずさっぱり洗えるし、泡切れもいい。でも、ちょっと乾燥しやすい印象。まあ、arauのときから　お風呂上がりにピジョンのローション塗ってるから大丈夫だけど。


そして　今回の「キューピー全身ベビーソープ　しっとりタイプ」です。

もうひとつ　しっとりじゃないベースのタイプもあるらすぃ。

これでーす。


ボトルはこんな感じ。キューピーのイラストが可愛い☆



でも、これって　いわゆるマヨネーズのキューピーとは無関係なんだろうか。ＨＰを読む限り、どこにもつながりはなさそう。でも、実際手にとるまでは　牛乳石鹸の製品ではなく、マヨネーズのほうのキューピーの製品だと思ってたのはないしょ・・・・。


とりあえず　チュチュベビーと比べてみます。


チュチュベビーから。


泡質は・・・・


原液が薄い感じがする軽い泡。でもキメ細かい。

5分放置。きめ細かい泡のままボリュームダウン。


こちらがキューピー。
モコモコしたもっちり泡。

5分放置するとザクッとした泡の質感に変化。


実際に洗ってみました。いかにもベビーソープの香り。無香料なので、原料臭だとは思うのですが、いかにもな香り。嫌な匂いではないですけどね＾ー＾

洗い流してみると・・・お、そこまで滑りはしないですね。でも、するする感はあります。

arauほどキュッキュッはしませんが、逆に穏やかな洗浄効果を感じられます。自分も今回は体を洗ってみましたが、さっぱりとしっとりを両立した洗いあがりだと感じました。触るとすべすべ、でも滑らない。


お風呂上がりも、わざとボディークリームつけずに放置。確かに意外と乾燥が気にならないかも。

でも、ボディクリームつける習慣があると、やっぱり物足りない。苦笑




んー・・・　まあ、良い感じだと思います。

が、正直　石鹸メーカーさんなら、石鹸素地から作って欲しかった。

このベビーソープ市場って、はっきり言って価格以外似たり寄ったり。「便利な泡タイプ」「しっとりした洗いあがり」「低刺激」の文言がどれにも並びます。

特に使うまで実際の使い心地はわからないわけで、最初なんか　恐らくパッケージ見て　あとは価格でしか決める要素がない。成分表見る人は少ないかも。


特に、ピジョンとＪ＆Ｊはどこにでもおいてあり、ピジョンはおまけがついていたり、Ｊ＆Ｊは割引がかかっていたり。そんな2強に戦いを挑むなら、何か大きなメリットがないと差別化ができません。となると、一番は　石鹸　ではないのかな、と。だって　あの牛乳石鹸のメーカーなわけですし。わざわざキューピーブランドにするより、牛乳石鹸のブランドから出せばよかったんじゃないかと思うのです。

石鹸ベースのフォームソープ、ａｒａｕがやっているわけだし、技術的にできなくはないと思うんだけどなあ。


そうか、他社にはなりますが　マジックソープ やメルサボン のように　おしゃれ路線、こだわり路線を出すか。


とにかく石鹸に立ち返って商品開発して欲しいな、と思います。


ＰＳ　牛乳石鹸赤箱青箱に書いてある著名人によるエッセイをまとめてあるページ があるのですが、これがなかなか良い感じ。読んでいて　しっとりホッコリします。あっという間に読破しちゃったよ。昭和のアイテムで、このご時世を生き延びていくのはなかなか難しいのかもだけれど、アナログなアイテムだからこそ　子供の心に響くんじゃないかな、と思いました。

http://monipla.jp/bl_rd/iid-1116499083506ba30cca967/m-4fdb345ee3b64/k-1/s-0/

みこみこ 　 2012-11-15 00:00:00 提供：牛乳石鹸共進社株式会社