作努衣という物自体を、実はまだ実物で見たことがありません（＾＾；）
 
雑誌やＴＶといったメディアを通してならば見たことはあるのですが・・。
 
ここ最近で言えば、数ヶ月前に放送されていたもしもツアーズという番組の温泉企画で
 
その時のゲスト、ハリセンボンの箕輪はるかさんが作努衣を着ていたのを覚えています。
 
その時は、動きやすそうで過ごしやすそうだなと感じたりもしました。
 
 
私の様な世代（私は１０代です。）は知ってはいるものの、見かける機会も少なければ
 
自分自身の手で触れたこともない・・私も含めて、そういう子が多いと思います。
 
そしてイメージとしては勝手かもしれませんが、僧侶の方や、おじいちゃんが着ているといった
 
風にしか思っていない部分もあります。　　若い人が着るというイメージは、あまりないのです。
 
実際に年配の男性の方が着ていると（こちらも決めつけかもしれませんが）
 
何か威厳の様なものを感じるというか・・偉大に見えるというか・・そんな印象を受けたりします。
 
 
今回、作努衣のコラムを読むきっかけがあり読んでみましたが
 
自分の中では非常に興味深い内容ばかりでした。　特に興味があったのはこの２つ。
 
・まず僧侶の方たちが作務を行う為に着用していたものということ。
（作努は、心の雑念をなくすための労働一般を言い、大切な修行のひとつとされていることです。）
 
・僧侶が作務を行う際に着用するために生まれた作業着です。それは、歩く、座る、身体を動かす
といった、人間本来の基本の動きに基づいたもの。しかし、私たちが今過ごしている毎日は
そういった身体を動かして働くという基本からは、ほど遠くなってしまっている気がします。
 
 
 
人間としての基盤を作り上げていくことを前提として、作られたものだと感じました。
 
コラムにも書かれていましたが現代人が忘れかけているものが作努衣にはあると・・・。
 
今の現代は沢山の情報とか、新しいこととか、とにかく物が沢山ある豊かな時代です。
 
ですが、それが故に本当に大切なものを見落としがちになってきているのも事実だと思います。
 
人間本来の動作もそうですが、様々な事においても本来のもの・・基礎部分をしっかりと地道に
 
固めていくというのも、忘れてはならない本当に大事なことだと感じました。
 
 
古く昔からある、作努衣。
 
やはり古く昔から今に至るまで残り続けているというのも、きちんと意味があっての事なのですね＾＾
 
 
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ちょこもも♪ 　 2010-06-08 10:31:23 提供：株式会社ソキュアス