まずはシネマート六本木で「練習曲」と「遠い道のり」の２本です。先ほどのブログにも書きましたが、行くのを諦めかけていた時に”モニター当選！”のメールがあって急遽行くことにしたイベント。少し張り切り過ぎたのか、劇場に到着しても誰もいない！前回の「大秦帝国」の時もそうでしたが早く行き過ぎましたかね？程なく受付が始まり会場へ。”少ない！”お客さんですよ！こういう貴重なイベントなのにどうしてでしょうか？台湾映画に興味のある日と少ないんでしょうかね？でも、じっくり見れると言う点では私的にはこれ位の人数がちょうどいいです。１０：３０～「練習曲」上映開始。


一昨年の上映時にも気になっていた作品。当時は時間的な都合が付かずに見逃していたのだけれど、ようやく見ることができました。軟調の青年が自転車で台湾一周をしながらそれぞれの土地の人々とのふれあいを通して青年の成長を描いていくロードムービー。台湾では爆発的ヒットとなった作品です。いや～、いいですね。台湾の海岸沿いの風景も素晴らしいんですが、物語のテンポのゆるさがたまらなくいいですね。また、青年が触れ合う人々が個性的でこれもまたいい。それぞれにいろいろな事情を抱えている様もきちんと描いていて何か自分も青年と旅をしているような感覚になっていくのがヒットした要因のひとつではないでしょうか？とても面白かったですね。☆は４つ差し上げます。お薦めです！

次の「遠い道のり」が始まるまでの間には重要な”仕事”がありました。そう、ＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズに行って「のだめ後編」の席を確保する事。急いでヒルズに行き難なく席を確保。まあ、私の場合は”最前列！”ですから最後まで残っている確率が高いですから普通に人々の席取りよりは楽ですが、”満席”だけが怖かったのでまずは一安心。シネマートに戻り、軽く腹に詰め込んだあと「遠い道のり」の上映開始。

この作品を見るのは前回も触れたとおり２回目。愛しのグイ・ルンメイ主演ですから公開当時にも当然見ています。約２年ぶりに見た感想は・・・。やっぱりいいですね！録音技師、精神科医、そしてＯＬ。それぞれが抱える問題に適度に触れつつ、バランスよく物語が進んでいくので、飽きが来ない構成です。我が、ルンメイちゃんも「藍色夏恋」や「言えない秘密」の時とは全く違う表情を見せていて、ＧＯＯＤ！この作品の後に撮った「女人不壊」ではぶっ飛びロックンローラーを演じ、チャン・チェン競演の「停車」でも違う表情を見せていたのでこの頃の初々しさが懐かしいです！（両作品とも日本公開はまだですか、ＳＰＯさん！）

タイトルの「遠い道のり」の意味がわかるラストは前回も書きましたが思わず唸ってしまいました。好きなラストシーンですよね。台東地方から最南端までの風景を楽しめますし、お薦めの作品であることは間違いないです。☆は４つ差し上げます。

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のりまさＰ 　 2010-04-18 09:40:40 提供：株式会社エスピーオー