『航空会社スターフライヤー / Mother Comet』
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映画の撮影にも使われた、
蒼い空と太陽にキラキラと輝く海の中に一筋の白く長い道がまるで浮かんでいるように見える道。
北九州空港へと車で向かうアプローチとなるその美しい白い橋を道を窓を開け
潮の香りを感じながら走るのが、その日から私のお気に入りのドライブコースとなった。
一年ぶりに東京へ就職した息子が戻ってきたのが、スターフライヤーだった。
黒いスタイリッシュな機体がひときわ目を引く。
青い空の中から太陽の光を翼に受け、時折まぶしく反射しつつ地上へと降りたった。
前の座席からもゆったりと広くとられたシートが180cmの大柄な息子でもゆったりと座れたようで、「足が伸ばせたし、窮屈じゃなかった」とひとこと。
無口な彼が口に出してそういうくらいだから、かなり気に入ったのだろう。
その日は、父の法事の日
一年半前
就職が決まった孫のためにと父が買ってくれた黒いスーツ。
そのスーツを着て父の病院へ見舞いに行った。
目を細めて「よぅ似合う、立派じゃ。仕事頑張れよ。」と成長を喜んでくれた父だった。
「お母さんが幸せになれるように力をかしてやってくれ、宜しゅう頼むな」
それが父が孫に向けた最期の言葉だった。
「うん、それは僕も考えとぅよ」
息子はそう答えた。
飛行機で空高く雲の上まで飛べば、天国という場所に済んでいる父の元に少しは近づけるのだろうか
息子は機中、何を想ったであろうか
親が息子を想わない日はない。
私が息子を想うように、私の親もそうであるようだ。
日々子供は成長してはいるのだが、親にとって子供はいくつになっても子供のまま。
命には必ず限りがあるけれど
命も、そして想いも次の世代へと引き継がれる、そういう万物の摂理を感じる。
今は一人になった母の心配事は、子供の事と孫の事らしい。
私と母は似ているのか、東京の息子の元へ同時期に同じような品が入った宅急便を送ったというエピソードも笑える。
「今度は孫の所へ顔を見にいきがてら東京見物にでも行きたいわ」
そういう願いも私と同じだ。
その時には飛行機で青い空高く、雲の上を飛んでいこう
天国という場所に済んでいるだろう亡き父の面影を浮かべながら。
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黒い飛行機が特徴のスターフライヤーは、東京(羽田)-北九州線、東京(羽田)-福岡線、東京(羽田)-大阪(関西)線、福岡-名古屋線、東京(羽田)-山口宇部線の5路線を運航する航空会社です。