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今年は一年 家族4人で頑張りました(*^_^*)
始まりは、今年の4月・・。
市で毎年主催している 中学生海外派遣事業
(10日間のオーストラリア研修) に 娘が応募したことです。
娘は、小学生の時から、ずっと この事業に参加したくって、
中学2年という 該当年齢になるのを何年も待っていました。
オーストラリア・・・行きたいな。
そんな夢が手の届くところまできた今年。
中学生海外派遣事業 の 応募要項を見て 娘が言いました。
「おか~さん。自信無くなった・・・あきらめる」
諦めるって??
えっ???
なんで???
何年も ずっと楽しみにしてたのに??
きっと14歳の娘が、一人で、
乗ったこともない飛行機に乗って赤道を越えるなんて・・
急に怖くなったに違いない。
でも、娘の心を動かしたのは、
チャンスは今年一年しかないこと。
中学2年生しか 参加できないこと。
そこで、一念発起!
それから市の派遣生に選ばれるべく、我が家では、
作文の勉強。面接の練習。
作文は、私が教え、
面接は、私と旦那が面接官になり・・・
時々小学生の息子が面接官になり←あれ??(笑)
毎日毎日、家族で頑張りました。
応募人数100人ちょっと。
1次作文試験 で半分になり、
2次面接で その半分になり
最終24人に残り、無事に派遣生としての辞令を頂いた時、
ほっとして、家族皆の肩の力が抜けた気がしました。
そこから、今度は毎週 市の講習会が始まりました。
オーストラリアではホームステイをする事になるため、
派遣生に選ばれたお子さんたちは講習会にて
ホームステイの心構え・英語の勉強をしなければなりません。
放課後 市役所に呼ばれます。
数回の講習を受け、その後、親も保護者会が行われ・・
はじめての、海外のために、大きなスーツケースを購入し、
ステイ先へのお土産を選び・・・
季節が日本と反対の冬のオーストラリアのための
冬の衣服を用意し・・・
親も子も 準備は大変。
なんとか当日までに取り揃え、スーツケースに詰め込み、
今年の夏 暑い盛りの 8月、
無事に、オーストラリアへと旅立ちましたヾ(@°▽°@)ノ
今の時代は、メールというものもあるので、
オーストラリアに行っている間、娘から数回メールが来ました。
そんなに距離の遠さを感じない時代になったとはいえ、
生まれて初めて、親元を離れての10日間が、
オーストラリアです。
日本で待つ 私も主人も、そして小学生の弟も・・
娘が出かけている間、
なんとなく落ち着かないドキドキの毎日を過ごしていました。
そんな家族の不安をよそに、元気いっぱいオーストラリアでの
日々を過ごした娘は、
10日間の研修ののち、
ものおじしない堂々とした娘になって戻ってきました。
「楽しかったぁ~~~(=⌒▽⌒=)」
という元気な声とともに♪♪
そんな・・・
今年は、娘が大変 頑張った一年でした・・・
なぁんて・・・・(笑)
そうは問屋がおろしません!
まだまだ この話は終わらなかったのですっ!
そこからが・・・家族の 更なる 頑張りでした。
実はその後、オーストラリアでお世話になった
ホームステイ先のお子さんたちが、
秋に日本にやってくるというではないですか!!
その時に!
ぜひ オーストラリアに行った日本人のお子さんのお宅で、
オーストラリアのお子さんたちをホームステイ先として
受け入れてほしい
と・・・・
市役所の方がおっしゃる・・・・・・(→o←)ゞ
お・・・・・応募したときには・・・・。
き・・・・聞いてなかったんですけど~~(((( ;°Д°))))
オーストラリアで 娘を快く受け入れてくれたお子さんが!
娘に と~っても良くしてくださった
オーストラリアのお母さんのお子さん が!!
日本にいらっしゃる!!
それも・・・その時から数えて、たった 2ヶ月後 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
それは・・・・知らん顔出来ないじゃないですかぁぁぁ!!
とはいえ、うちは マンション 3LDK.
正直・・・む・・・・・無理ですっ!
出来ないものは出来ないっ!!
絶対に断ろう!
と家族で話していたところに、
オースラリアのお母さんから、我が家の娘に心優しいメールが度々届く。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「あなたが いなくなって淋しいよ」
「あなたは とってもいい子だったよ」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
お世辞も入っていただろうとはいえ、
その温かなメールに我が家の皆も目が潤む。
国は違っても、人種が違っても・・流れている血は同じ。
国を超えて、人と人とのつながりを感じました。
あったかぁ~いものが、私たちの心を揺さぶりました。
悩みに悩んで・・・・
この小さな3LDKの我が家が・・
家族四人で 相談して、悩んで・・・・
そして、これは・・・受け入れるしかないと。。
オーストラリアのお子さん(メルちゃん)の受け入れを決めたのが8月末。
メルちゃんが来るのが 10月頭。
その時、すでに 残り1か月。。。。。。。。
はい。。
必死で頑張りました!
狭い家 ゆえ・・・・
旦那・私・娘・息子による、家じゅうの片付けです!
まず、私と旦那で、
このマンションに越してきてから15年 物置になっていた一部屋を、
メルちゃんの部屋にするため、大片付けを始めました。
なんてったって、粗大ゴミを 30個 も捨てました。
それを見た近所のおばさん達には
「あ~ら、○○さん(←我が家) 引っ越すの??」
と会う人会う人聞かれたくらいですから(笑)
そりゃそうだったでしょうね~。
何しろ 大きなタンスでさえ、いくつも捨てましたから。
本当に引っ越しでもしそうな勢いの片付けだったと思います。
子供達は、自分の机周りを片付けます。
小さいの頃から使っていた おもちゃ類も、
「もう・・・いいや。。片付けないとならないし。
もう使わないだろうし・・メルちゃん来るし・・・」
今までどうしても、片付けられなかったものまで、
頑張って捨て始めました。
そのたび、
「メルちゃん来るし・・・」
そうです。
我が家の 片付けの合言葉 は
「メルちゃん来るし・・・」(^▽^;)
下の小学生の息子は特に大活躍!
沢山色んな物をため込んでいた息子の片付けのお陰で、
な~んと!
大きな収納家具 ひとつ分
空いて捨てることが出来ました!!
娘も 自分のオーストラリアの友達が来る故、
部活で疲れて帰ってきても 一生懸命片付けます。
勉強もほったらかしで(?)片付けます。
そうやって、家族四人で、捨てられるものは全部捨てて。。
片付けやすい新しい収納家具を買って。
メルちゃんのために、ベッドも買って。
汚れた壁には 私が日曜大工で 漆喰を塗って。。
お風呂も、キッチンも洗いあげて。。
クロス屋さんに来てもらって、部屋のクロスも張り替えました!
もうリフォームと同じです。
いや・・・リフォーム以上かもしれません。
「ザ・引っ越し & リフォーム」みたいなもん
それを家族4人でやりました。
そうやって、家族中で頑張ったおかげで、部屋の家具は減り、
だいぶ空間が生まれ・・・・
3LDKの狭い部屋でも、我が家の家族四人の他に、
メルちゃん をなんとか受け入れられるだけの
スペースが生まれました。
そ~してやってきた メルちゃん来日の10月。
メルちゃんが我が家に来てからは、
そんなに会話の無かった我が家の夜に変化がありました。
皆が一生懸命会話をするようになりました(笑)
コミュニケーション ってもんを意識するようになりました!
実は、我が家で英語を話せるのは、私と娘だけ。
だけど、日本語だって構わない!
とにかくメルちゃんに寂しい思いをさせないように・・と。
家族皆で日本語であっても、堂々と話しかける事にしました♪
気持ちがあれば、何でも通じるもんです(笑)
旦那のつたない英語も笑えたし、
息子の一生懸命の ボディーランゲージも とっても可愛かったです。
いつもは ぶすっと、愛想の無い顔で学校から帰ってくる息子も、
メルちゃんがいる間だけは、
「ハロー!メル!ハロー!ヾ(@°▽°@)ノ]
と元気に帰ってきました。
おかげで、今は怖いもの知らず。
「おれは英語を喋れる!」って平気で言います。
↑ 喋れてませんけど(笑)
4月に始まった オーストラリア海外派遣応募から
メルちゃんが帰国する10月中旬までの 7か月間。
思いのほか、家族四人で ひとつの事に向かう時間を持つことが出来ました。
そして、一生懸命伝えあうという事をしたおかげで、
難しい年頃の子供を持つ家族独特の会話の無さが無くなり、
我が家の家族みんなのコミュニケーションの取り方が、
ちょっと上手になってきました。
これは メルちゃんの素敵な置き土産☆
我が家では、オーストラリアにお友達家族が出来た事に加え、
家族で同じ目的のために協力した、という
大切な思い出が出来た 特別な思いのある1年です。
家族みんなが頑張った1年です。
これから どんどんと 大きくなって
親の元から離れていくだろう 子供達。
だからこそ、そんな子供達と過ごした一生忘れることのない、
一年になったと思います。
来年も家族で頑張れる何かを探して行こう。。
より仲良しの家族になれますように と。
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yume
ゆめ 2008-12-11 15:14:17 提供:株式会社サン・プロジェクト
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