モニタープラザさんの企画、㈱サン・プロジェクトさんのプロジェクト
『心までホットになれるご褒美プリン（6個入り）』
今年1年頑張った方へプレゼント♪　に応募します






心までホットになれるご褒美プリン（6個入り）を30名様にプレゼント♪



今年１年、生きるために頑張りました。
年明け１月末に乳癌の手術を受け、その後抗癌剤治療、
リニアック（放射線）治療と進み、現在はホルモン療法に入っています。

普通病気は治療を始めると段々楽になると思うのですが、
癌の場合はある一定の時期まで、治療が進めば進むほど
どんどん辛い症状が出てくるのです。

私の場合自覚症状が皆無の早期発見でした。
でもたとえ１ｃｍの癌でも切る時は癌から半径３ｃｍ以上を切ります。
さらにリンパ節（脇の下の）もほとんどの場合切除されます。

このリンパ節の切除範囲は、以降の生活の質に大きく関わってきます。
切った側の腕では血圧も測れない、血液も取れない、
注射も打てない、人によっては浮腫が出る場合もあります。

手術後のリハビリにも慣れてきた頃、抗癌剤治療が始まります。
抗癌剤には色々な種類や組み合わせがあって、副作用も人それぞれ。
よく知られている吐き気などは薬で抑えてもらいましたが、
皮膚炎という形で強く現れました。

食べ物の味が分からない、指先の感覚が変で熱いものが持てない、
足の裏の皮膚が敏感になって、痛くて歩けないなどなど。
もちろん髪も抜け落ちました。

１番辛かったのは全身の倦怠感で、特に脚のだるさは酷くて
逆立ちして歩きたいほどでした。
「だるいから休む」とは言いずらいですよね・・・。

そう、闘病中も仕事を続けていたんです。
特に誰も止めてくれなかったので、続けるのが当然だと思って。
最近になって　「よく続けられたよね」と言われたりして

結局抗癌剤は副作用で続けられなくなりました。
副作用はステロイドを使って抑えるのですが、これもまた副作用が
あるので、大量にも長くも使えないのです。

リニアックは私の場合は毎日通うのが大変だった程度でした。
人によっては火傷したように痛む場合もあるようです。

そして現在のホルモン療法は、エストロゲンを減らして閉経状態を
保つため、月１回の注射と毎日薬を飲んでいます。
これは２～３年続けるそうです。
更年期症状が出やすいのですが、今のところ突然暑くなることが
たまにあるくらいでしょうか

癌治療にはお金も相当かかります。
抗癌剤が１回５万、リニアックは毎日４千円、ホルモン剤は
月に約２万　どんどんお金が飛んでゆく～

なんだか深刻な話になってしまいましたが、やはり私にとって
癌闘病を語ることは外せないのです。
１年を振り返ってみて、頑張ったのはこれくらいだし。

もしもご褒美がもらえたら、１番近くで支えてくれた家族や
助けてくれた同僚と一緒に食べたいと思います。
重い話を最後まで読んで下さって、ありがとうございます

あみ 　 2008-12-10 23:45:15 提供：株式会社サン・プロジェクト