「東京とんかつ会議」の本に掲載されているというので行ってきました。

早稲田「奏す庵」


早稲田生まれの「ワセカツ」が味わえるというこのお店。
こちらのお店のホームページを見て知ったのですが早稲田はカツ丼発祥の地だそうですね。
大正2年、早稲田鶴巻町にあった洋食屋さんが、日本で初めてのカツ丼を料理界に発表したのですがそれは、ドイツ修行から持ち帰ったシュニッツェル（カツレツ）をウスターソースに付け丼に仕立てたものだったそうです。
その洋食屋さんは、大正12年の関東大震災をきっかけに、故郷である福井市に移転したので結果、福井県内では、ソースカツ丼が、カツ丼と呼ばれているとのことでまさか早稲田の文化がソースカツ丼のルーツとは知らなかった。

お店に入ると、dancyuなど掲載された本が並んでいました。
私も東京とんかつ会議　第100回記念の記事でこのお店を知りましたからね。

お休みの日の朝だったので店内は空いていました。
おかげで美しい店内がしっかり撮影できました。設計と施工はオテル・ドゥ・ミクニと同じところに依頼したそうですがカツ丼のお店とは思えないおしゃれさです。
店内に入ると、すぐに冷たいお茶と梅干しが出されました。
お店の方は、清潔感があってとても丁寧に接客してくれます。
注文すると、目の前でカツをあげてくれて熱々で提供されました。

ワセカツ丼 ９８０円
お味噌汁と漬け物と果物がついてきました。

あつカツ2枚と、うすカツ3枚、合わせて計5枚ものカツが甘めのソースに浸されてご飯の上にドーンとのっています。
カツは揚げたてであつあつ♪ソースは甘めですが、くどくなくて食べやすい。

マスタード入りのちょっと辛めのソースが添えられているので途中でかけてみるとこれがまたおいしい。
飽きずに食べられます。

長野や新潟で食べることはあっても東京でソースかつ丼を食べる機会がなかったのですがおしゃれなお店でリーズナブルにおいしいソースかつ丼が食べられて満足でした。

奏す庵 （かつ丼・かつ重 / 早稲田駅（メトロ）、江戸川橋駅、神楽坂駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.3


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小町 　 2017-10-08 23:18:19 提供：テーブルマーク株式会社