あれは忘れもしない神奈川県にあります、大山阿夫利神社に　お参りした帰り道にひなびた温泉宿があり　そこを利用した　時のことです。　温泉だけ利用出来ると言うのでタオルを借り、入ることにしました。　ロビーは人で賑わっているのですが、温泉には人がいませんでした。　宿泊客だったのでしょうか、とにかくフロントは忙しそうでした。　父と大浴場に入り、私が先に出てロビーで待っていると　母が来て「あれお父さんは？」と言うので「もう出ると思うけど」と　答え、しばし待っておりました。　遅いなぁと思っていると人で賑わっている声の中を囁くような声で　「おい、おい、ちょっと人を・・・」　んっ？誰だ？　見回してみると　大浴場へ続く廊下の影から　父が・・・怜　タオルで前を隠し、スッパ状態で　ワタシを呼んでいるのです嶺　「な、何してんの令」と聞くと　　「ロッカーの鍵を無くしたみたいだ」と父。　「はっ？」　いや、だって風呂場に人もいなかったし、だいたい無くすか？（苦笑）　取りあえず支配人らしき偉そうな方に話をしました。　すると父に対し「ロッカーに鍵なんてしませんよ、普通。ほとんど　壊れているんだから・・・。忙しいからあとで見に行きます」と　素っ気無い返事、サービス業なのにこの対応はちょっとね練　父は、股間をタオルで隠し大浴場へ帰還。　さぁ、困った　ロッカーをこじ開けるのは無理そうだし　裸のまま車まで行くわけにもいかんし・・・　大浴場に戻った父も　帰ってこないし・・　　相変わらず　ホテルのフロントは慌ただしい。　母に促され　大浴場に行くと　風呂場をウロウロしている父。　ず～～～～と鍵を探していたのだろう。　いったいどこに置いたのさ？？　体を洗った場所、入った湯船の場所にも無い。　ふと、反対に置かれた風呂桶（洗面器）を持ち上げてみると　そこには、無駄に大きいロッカーの鍵があるじゃありませんか烈　腕につけるタイプじゃない鍵を自分の横に置き、体を洗い　使った風呂桶（洗面器）を鍵の上に逆さに置いたのですよ。　「あっ、そうだ　横に置いたんだよ、風呂桶を置いちゃったのか」　めでたし、めでたしとはこの事列　裸のまま車に乗ることも無く無事帰宅できました。（笑）★肩こり・冷え性・疲労回復に効果があり自宅で温泉を楽しめるトロン温泉プレゼント★　←参加中

カフカ☆ 　 2009-06-09 22:57:34 提供：株式会社日本トロン開発協会