『シアタークリエ1月公演 『アイ・ガット・マーマン』ファンサイト』
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モニタープラザでは、時々観劇できちゃたりします。
それも私が大好きな東宝作品が観られちゃったりするのです。
今回は、帝国ホテルのすぐ近くにあるシアタークリエで上演中の『ガス人間第1号』。
既にチケットを取っていたものの、更に観たいと考えて応募したところ無事に当選。有難く伺わせていただきました(結局、自分で取ったチケットの日は、なんと台風直撃した日でして、泣く泣く観劇を諦めたので+-0になり、損も得もしませんでした)。
『ガス人間第1号』は、1960年代に東宝特撮映画『ガス人間第一号』として上映された作品です。映画では八千草薫さんが藤千代を演じ、舞台とは設定が異なります。
タイトルでちょっと気になったのが、小学校の時に「名称として数字を使用する時は漢数字を使うものだ」と教えられていたのが擦り込まれていまして、映画と舞台で「だいいちごう」の表記が異なる点。今はそういうの関係無いんでしょうかね。それと、舞台を拝見して、その後wikiで粗筋を読み、「ガス人間」という基本設定だけを使った別物なのだって判りまして、「やはり、映画そのものではないって判らせる為には表記を変える必要があるんだな」なんて思いもしました。
今回、脚色したのが大王こと後藤ひろひとさん。
『ガマ王子VSザリガニ魔人』(これは『パコと不思議な絵本』として映画化されてますね)、『ダブリンの鐘つきカビ人間』を書かれています。
もっともっと書かれていますが、私が拝見しているのが、この二作品なのでした。
今、wikiで見てみたら山形出身なんですね。てっきり関西出身だとばかり思っていました。大学で大阪にいらしたらしい。う~、勝手な思い込みをしていました。
キャストは、後藤ひろひとさんは勿論の事、中村中さん、映画セカチューで高校時代の同級生を演じた高橋一生さん、三井住友VISAカードのCMでおなじみ中山エミリさん、お酒のCMでダンディな伊原剛志さん、怪優の三谷昇さん、しずちゃんに続いてクリエに出演の山ちゃん事山里亮太さん(南海キャンディーズ)、東宝特撮映画常連の水野久美さん、水野透さん(リットン調査団)、渡邉紘平さん、悠木千帆さんです。
樹木希林さんの昔の芸名だった「悠木千帆」を引き継ぐ悠木千帆さんが、どのような女優さんなのか気になっていたものの、今回きちんと拝見する事ができました。多分、何かの舞台でも拝見していると思うのですが、今回のようにきちんと確認できる大きさの劇場では初めてだったのです。名前の力なのか、個性的な女優さんでした。こう考えると、姓名判断って正しいんだなぁと。
作品はですね、とにかく悲恋です。高橋君演じる楽器店店員の橋本と中さん演じる藤田千代、略して藤千代との秘められたラブストーリーなのです。そして、それと並行して伊原さん演じる賢ちゃんとエミリちゃん演じる京子との傍から見ていてヤキモキする恋模様もあったりします。
橋本と藤千代とのラストには思わず鳥肌が立ち、涙も落としてしまいました。
そして、大王はそこで終わりにしてくれません。「え!!!」と思わせるラストシーンが待っているのです。
ネットで探せばお手頃価格のチケットも手に入れられますので、月末までにもう一度観劇したいと考えてます。
劇場一階に飾られている菊田先生の胸像と劇場マスコットのクリエちゃんです。
このクリエちゃん、公演ごとにパネルが変えられます。先月の『ブラッド・ブラザーズ』は双子という設定から、クリエちゃんが二人になっていました。
大抵、芝居の中でのヒロインの扮装をしていますね。最近は、そういうのに拘らない感じでしょうか。
今回は、きっと大王からのリクエストなのでしょう、おひげもあります。
同じく劇場ロビー一階に展示されている、映画で使用した衣装。
映画でのガス人間はスーツ姿だったんですねぇ。
後ろの壁面に掲げられているのは、ガス人間となり牢やぶりをするシーンのパネルなのかなぁ。
そうそう、映画の宣伝ポスターがB2売店に飾られていました。撮影しようと思ったのだけど「どうせ一階にも飾ってあるだろう」と軽く考えてしまい撮影せず。あそこ以外にはどこにも飾られていなかったので、実は涙眼の私です。
帰り際に撮ったので、夜だし、ボケボケの写真ですが、今回の舞台ポスターです。これはチラシにも使われている画像ですね。
客席内にはオジサマの姿も見受けられたので、東宝特撮映画フリークの方々も多数観劇されていると思われます。
団塊の世代ちょっと前くらいの方々がリアルタイムでご覧になられたのでしょうね。
今回、観劇して思ったのは「映画も見たいぞ」って事。シャンテとかなら同時期上映も可能だったんじゃないのかなぁ。
デアゴスティーニでも東宝特撮映画DVDコレクションの発売が始まりましたが、残念ながら『ガス人間第一号』が入るのはずっと先の事らしいです。時期が合えば買ったんだけどね。そういうのが残念だったかな。
因みに、兄と東宝特撮映画DVDコレクションを揃えようって話をしていたんだけど、実物を見てしまったらおじゃんになりました。これならDVDそのものを購入しようってなったのです。
美しい八千草さんの姿も楽しみ~。
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ひろ 2009-10-20 20:14:23 提供:東宝(株)演劇部
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