『シアタークリエ1月公演 『アイ・ガット・マーマン』ファンサイト』
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『プライド』…
これは誰でも一度は聞いたことのある
一条ゆかりさん原作の人気少女漫画です。
シアタークリエ12月公演舞台 一条ゆかり原作『プライド』は12月1日から19日まで上演されています。
その前日の通し稽古のレポートに招待されてお邪魔してきました。
舞台はオペラ歌手オーディション決勝のステージから始まります。
オペラ歌手を夢見る
お嬢様育ちの麻見史緒(笹本玲奈)と
苦学生の緑川萌(新妻聖子)。
育った環境がまるでちがう2人ですが、
甲乙つけがたいほどの歌の実力派同士。
このオーディションでは
史緒に精神的なダメージを与えた萌が優勝して、
イタリア留学の栄冠を勝ち取ります。
失意の史緒はレコード会社の副社長神野隆(鈴木一真)から
ある取引をもちかけられるのですが…。
史緒と萌、ここから、
2人の因縁ともいうべき人生ドラマが展開していくのです。
お互いにライバル視し嫌い合う2人ですが、
一緒に歌うと自分の実力以上のものが引き出され、
素晴らしいハーモニーになることに気がつきました。
2人の友人でもあるピアニストの池之端蘭丸(佐々木喜英)は
自分も含めて3人のユニットを作りたいと思い歌をつくります。
その2曲「Invocation」と「Life」が
この舞台のメイン曲になっていました。
舞台発表では、笹本玲奈さんが
化学反応のようにお互いの声に反応するのを感じて欲しいと
語っていらっしゃいましたが、
この歌声がそうでしたか!
ナルホド、スゴイ の一言につきました。
こだまを想わせるような息のあったハーモニー。
地の底からじわじわと這い上がって来るような歌に、
思わず鳥肌がたちました。
主役の2人は、私生活では仲のいい2人です。
女同士感情のぶつかりあう演技もピッタリと息があい、
歌声と共に観客を「プライド」の世界へと導いてくれました。
織りなされる女性どおしの
美しい葛藤は一条さんお得意の作品です。
それがレベルの高い音楽性も付随して、
見応えのある作品に出来ていたと思います。
脚本は大石静さん、演出は寺﨑秀臣さんだとか。
原作のイメージ通りのキャスティングもなかなかのものでした。
漫画が舞台化されるとき、
原作のイメージがダウンするとがっかりですが、
この作品は生の歌声によって、
一条ゆかりさんの世界が生き生きとしてきた気がします。
舞台化された「プライド」はただいまシアタークリエで上演中。
オペラ歌手をめざすプライド高き女性たちの
心からの歌声を聞きたい方はぜひシアタークリエへ。
一条ゆかり原作『プライド』ファンサイト応援中
アーミー 2010-12-02 00:52:02 提供:東宝(株)演劇部
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