シアタークリエ10・11月公演ミュージカル『RENT』を観に行ってきました明日があるかわからない若者らの切ない姿を描いたブロードウェイミュージカル『RENT』1996年2月13日、オフブロードウェイのニューヨーク・シアター・ワークショップで開幕、好評を博し、その後ブロードウェイに舞台を移して大成功を収め、同年度のトニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞・脚本賞など、数々の賞を総ナメにした、超人気のミュージカル。2008年9月7日にその幕を下ろすまでの12年4カ月で連続上演5140回という、ロングラン公演記録を達成し、映画化もしたツワモノ！私も、開幕当時ニューヨークに住んでおり、ブロードウェイで一度、その後、来日公演でも一度、観たことがあり、今回で三度目。人気の火つけとなったのには、原作・作詞・作曲・脚本を手がけたジョナサン・ラーソンが、開幕を目前にしたプレビュー公演初日の1996年1月25日に35歳の若さで急死したこともあるのだけれど、とにかくその当時のニューヨークタイムスには『RENT』が大絶賛されていたのをよ～く覚えております。 そこで、今回の日本語版『RENT』。日本語版での上演はこれが4度目で、2008年に上演されたエリカ・シュミット演出（2000年フリンジフェスティバル最優秀演出家賞、2001年プリンセス・グレース賞受賞）による再演。ロジャー・ミミ・エンジェル・モーリンがダブルキャスティングになっていて、私が観たのは↓観ていて気になったのは、エンジェル役の田中ロウマとコリンズ役の米倉利紀。　ドラッグクィーンの役のロウマちゃんの筋肉、凄過ぎ　　鍛えあげていらっしゃて、あれじゃ、新宿二丁目あたりでホントに大人気になれるかもって感じ　　激しいダンス、コリンズ役との歌のハモリがぴったり。　コリンズ役の米倉利紀の歌声はいいわぁ～　一番安心して聴いていられる感じ。さすが、前回からの続投組なだけあって、息もぴったりで安定感があります。そして、新規参入ミミ役のソニン。　ビジュアル的に、よくミミにはまっていて、セクシーなダンスもなかなか。　ただ歌に関しては、これから回数を重ねることで、もっと良くなっていくのではないのかしらってところ。日比谷シアタークリエでは、2010.10.07(Thu) - 11.23 (Tue) まで公演のミュージカル『RENT』　その後、兵庫、富山、長野、愛知の各地を巡演です。公演に関する詳しいことは、『RENT』公式ホームページ『RENT』公式ブログ『RENT』のファンの方、そしてまだ観たことのない方も、ぜひ一度、お試しあれ。ミュージカル『RENT』ファンサイト応援中

波照間のゆき 　 2010-10-21 11:43:05 提供：東宝（株）演劇部