ミュージカル『RENT』ファンサイト応援中シアタークリエにてミュージカル「RENT」を観劇してきました。あらすじは、20世紀末、NY、イーストヴィレッジ。映像作家のマーク（福士誠治）は友人で元ロックバンドのボーカル、ロジャー（Ryohei）と古いロフトで暮らしている。夢を追う彼らに金はない。家賃“RENT”を滞納し、クリスマスイヴにもかかわらず電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来引きこもり続けているロジャーは自身もHIVに感染しておりしており、せめて死ぬ前に１曲後世に残す曲を書きたいともがいてる。ある日彼は階下に住むSMクラブのダンサー、ミミ（ソニン）と出会うが、彼女もまたHIVポジティブだった。一方のマークはパフォーマンスアーティストのモーリーン（キタキマユ）に振られたばかり。彼女の新しい相手は女性弁護士のジョアンヌだ。仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストーリードラマーのエンジェル（田中 ロウマ）に助けられ、二人は惹かれあう。季節は巡り、彼らの関係も少しずつ変わってゆく。出会い、衝突、葛藤、別れ、そして二度目のクリスマスイヴ……。初のミュージカル観劇、いい意味でライブをみているような感覚で、映画やドラマも、もちろんいいけど他にはない“LIVE”感。ライブを見に行く様な感覚で、何度も何度もくり返しみたくなる作品でした。ブロードウェイで 12 年 4 か月のロングラン、世界 15 カ国で各国版の上演、 2006 年には映画化もされ、世界中で愛され続けている『RENT』エイズ、同性愛、ドラッグ、夢、貧困、色んな問題を抱えながら懸命に生きる登場人物１人１人が本当に魅力的で、個性的。重いテーマを感じさせないＲ＆Ｂ、ロックンロール、キタキマユさんのタンゴに驚いたり!音楽が、パワフルであっとゆうまの初ミュージカルでした。最後のカーテンコールでは観客総立ちで拍手生演奏に生歌でなんとも贅沢な時間。　「Season of Love」は舞台後、何度もきいています。“ 525,600 分（＝ 1 年）をどう生きるのか？”という メッセージがこめられたナンバー。スティービーワンダーが自身のＣＤにカバーもしているそう。（それも聴いてみなくちゃ!）ミュージカルをみていない彼がはまって聴いてます（笑）それだけ魅力的なメッセージ、音楽がぎっしりつまったミュージカル。　『No day but today』未来もない過去もない。今日という日、精一杯愛し、生きるだけ。【関連リンク】 シアタークリエ『RENT』ランキングに参加しています。ワンクリックが励みになります。

りじぇむ 　 2010-11-14 14:47:25 提供：東宝（株）演劇部