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短大を卒業後、就職に失敗し、途方に暮れながら、専攻科という形で一年学生をしていた時。
次に就職に失敗したらどうしよう。
18年間もピアノしかしていなくて、ピアノ以外に何もできないのに、
こんな私からピアノ以外の就職なんて考えられない。
未だかつて、バイトすらしたことないのに、私、何ができるだろう??
そう思って、いた20歳の夏。
ふと、電車の中で聞いた、知らない人たちの会話。
『夏休み、富士山でバイトするんだー』
山小屋でのバイト。
働かざるもの食うべからず。
そんな状況に身を置けば、いくら働くのが嫌いな私でも
少しは働く気になるだろうか??
幸い、山好きの両親のおかげで、山の知識は多少ある。
それにしても、富士山はいくら何でも、無謀すぎる。
そうだ。
大好きなさだまさしのすんでいる、長野県にしよう。
そう思って、山岳雑誌をめくり、片っ端から履歴書を送り、
最初に採用していただいたのが、上高地にある明神館という、旅館でした。
新幹線に乗り、山口を離れる時。
自分で決めたことなのに。
もう、2度と帰ることがないような気分になり、泣きながら出発/
そして、上高地での生活。
朝、5時から上高地の散策。明神池の管理をされていたおじいちゃんとの朝のお茶。
6時半からの旅館での仕事。
休憩時間のみんなとの会話。
信州の夏の名物、青いリンゴの味。
おやき。
ここで、50日間。
文字通り、働かざるもの、食うべからずの生活を送りました。
3歳からの18年間、ピアノしか弾いてこなかったのに、
この50日間、ピアノに一度も触れることなく、バイトの日々。
電気は自家発電。
水道は地下水。
テレビもうつらない。
そんな閉ざされた空間で、得たものは。
すばらしい仲間と、生きるという実感。
上高地での経験が、その後の私を図太く、たくましくしてくれたと思います。
長野へはその後、数回足を運びました。
私の大好きな大好きな場所です。
残念ながら、雪化粧の長野を見たことがないので、
ぜひ、私を育ててくれた両親と一緒に、旅行したいなって思います
松本東急イン 宿泊モニター大募集!
優 2008-11-08 23:49:26 提供:株式会社東急ホテルズ
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