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ママをあなたのお母さんにしてくれて、本当にありがとうね♪

我が家の娘は、子供の頃、私の傍から決して離れようとはせず
毎日、私につきっきりでした。

私がちょっとでも傍から離れようとするとすぐに「ママ。」と呼び
不安そうな顔をするのです。ママが消えていなくなっちゃうとでも
思っていたのでしょうかね~。

トイレへ行こうとすると「ママ。」と言うので「ママ、トイレよ~。
大丈夫よ~。すぐに戻るよ~。」と言い

玄関ポストへ郵便物を取りに行こうとすれば、また「ママ。」と
言うので「今、ポストにお手紙入ったみたいだから、取りに行くだけ
だからね~。どこにも行ったりしないよ~。」と、毎回、こんな風に
「大丈夫だよ!!りんちゃんの前から消えたりしないよ。」と言葉
かけをして、安心させてあげていたのでした。

そんな娘も小学校へ入学する頃になると活発になり、お友達も
たくさん出来ました。

毎日、ランドセルを玄関へ放りっぱなしで遊びまわって勉強など
全くせず、100点満点のテストでは、21点なんていう点数を平気で
取って来たりしたのです。

「りんちゃん、21点で悔しくない?」と聞くと「悔しくない。」と
あっけらかんとして答えます。

「心の中でこの子にだけは負けたくないっていうライバルを見つけて
頑張ってみれば。」と言うと「ライバル見つけた。」と言うので「誰?」と
聞くと「K君。」と答えるので「K君は、何点だったの?」と聞くと
「25点。」と答えました。

“全くあのね~、せめて50点以上の子をライバルにして
ちょうだいよ~。”という感じでした。

そんな感じで、本当に負けず嫌いとは正反対ののほほんとした
性格の娘でした。

そんな娘が専門学校へ通うようになると、週に3回ある
テスト前には必ず勉強するようになり、何と、国語のテストでは
「100点以外取った事がない。」なんて言うのです。

そして「りん、絶対に推薦で正社員になるから。」なんて
言い出したのです。

あんなに能天気で、のほほんとしていた娘の口から、そんな言葉が
出てくるなんて夢にも思いませんでした。

娘と外食した時、娘が、自分が食べ終わったお皿のケチャップなどを
ティッシュペーパーで丁寧に拭き取っているので、どうしてかしら?と
思っていましたら、厨房でお皿洗いをしているおばあちゃんの方を
見ながら「りんね、あんなに歳を取ったおばあちゃんにお皿洗い
させるなんて、かわいそうになっちゃう。」なんて言うのです。

「ママ、りんより先に結婚してね。ママ、ひとりぼっちになっちゃったら
かわいそうだからね。」なんて、泣かせるような言葉も、掛けてくれる
までに成長してくれたのです。

娘は、オーストラリアのゴールドコーストへ2週間の短期
留学へ行った事があるのですが、行く前に何度も「ママ、2週間も一人
ぼっちになったら寂しいでしょ。1週間にしようか?」なんて、気を使って
くれる本当に心の優しい娘に成長しました。

小さい頃は、私の傍から一向に離れようとはせず、毎日
「ママ、ママ。」と、不安そうな心配そうな顔をしていた娘が、今では
私から離れ、一人で外国にまで行けるようになったのです。

私は、この子が私の娘で本当に良かったと心の底から思っています。

生まれた時から、父親がいないにも関わらず、ひねくれる事もなく
真っ直ぐ素直に成長してくれた我が娘に心から感謝しています。

という訳で、今年成人したばかりの我が娘へメッセージカードを贈りたいと
思います♪

りんちゃん、成人おめでとう♪

あんなに小さくて、いつもママの傍から離れようとしなかったりんちゃん。
そんなあなたがもう20歳だなんて、本当に信じられません。

あなたは、本当に心の優しい思いやりのある子に成長して
くれましたね。

いつも八つ当たりばかりして、あなたを怒ってばかりいたママ
なのに、あなたは、どんな時でもママを大事にしてくれました。

あなたのママになれて、本当に良かったです。
あなたがママの子供で本当に幸せです。

りんちゃん。

ママをあなたのお母さんにしてくれて
本当にありがとうね♪


Happyまみりん   2010-06-18 22:12:28 提供:株式会社PISTOL

企業紹介

株式会社PISTOL

株式会社PISTOL
2006年に広告制作プロダクションとして創業、メディア広告から会社案内・学校案内などのツール類まで、多彩に手がけてきました。昨年WEB上で表紙を自在に作成できるシステムを開発。これを活用したスポーツ少年少女のための新しいブックレーベル「Tsubasabook」を設立。その第一弾として「わくわくスポーツ日誌」の発売を開始しました。
昨今、中村俊輔選手のサッカーノートが注目されているように、練習日誌を書くことの効用がクローズアップされています。本書は、小学生のうちから練習日誌を習慣化することで夢や目標を明確にし、スポーツに対するわくわく感を引き出すことを目指しています。
当社は、今後もTsubasa bookレーベルを通じて子供たちの夢や生きる力を育むためのコンテンツを企画・制作していきます。

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